ブシロードが1月24日に開催した「ラブライブ!シリーズ オフィシャルカードゲーム メディア向け先行体験会」の模様をお届けする。

本イベントには、ブシロード 代表取締役社長 木谷高明氏、「ラブライブ!シリーズ オフィシャルカードゲーム」開発担当 金谷徹氏をはじめ、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会からは中須かすみ役・相良茉優さんと天王寺璃奈役・田中ちえ美さんも登壇。2月8日発売の「ラブライブ!シリーズ オフィシャルカードゲーム」の実際のカードを使った体験会やカードの現物展示などが行われた。

相良茉優さんや田中ちえ美さんも登壇した「ラブライブ!シリーズ オフィシャルカードゲーム」の先行体験会をレポート!の画像

木谷氏からの挨拶では、本カードゲームのブースターパック第一弾の売上の一部を、令和6年能登半島地震の義援金として石川県に寄付することを改めてアナウンス。「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」の舞台でもある石川県のために、少しでも役に立てたらとコメントしていた。

金谷氏からは、カードゲームの概要が説明された。この場で発表できる情報はないものの、展示されている“実物のカード”は初出のものになっているので、アピールしてほしいとコメント。またラブライブ!シリーズの“みんなで叶える物語”というキャッチコピーをリスペクトし、カードゲームでは“みんなでつくるるカードゲーム”というキャッチコピーを掲げて展開。言葉の通り、皆でこのカードゲームを作っていければという展望も語られた。

木谷高明氏
木谷高明氏
金谷徹氏
金谷徹氏

続けて登壇した相良さんと田中さんは、新規で描き下ろされたイラストのキャラクターが登場することはもちろん、キャスト陣の写真を使用したカードが登場することも楽しみとコメント。最近カードゲームにハマってきたという田中さんは、このタイミングでラブライブ!シリーズのカードゲームが発売されることの喜びを語りつつ、集めたカードをスマホの後ろに挟むのもいいのでは? というコレクターとしての面ものぞかせた。

最後に二人からは、運要素はもちろん、戦略的な面白さもあり、カードゲーム初心者でも楽しめる作品となっているため、多くの人に遊んでみてほしいとメッセージを送った。

左から天王寺璃奈役・田中ちえ美さん、中須かすみ役・相良茉優さん
左から天王寺璃奈役・田中ちえ美さん、中須かすみ役・相良茉優さん
相良茉優さんや田中ちえ美さんも登壇した「ラブライブ!シリーズ オフィシャルカードゲーム」の先行体験会をレポート!の画像

ここからは会場で受けたティーチング、そしてフリーファイトを行ったうえでの「ラブライブ!シリーズ オフィシャルカードゲーム」の基本的なルールなどを紹介していく。なお、会場の各席に用意されていたデッキは虹ヶ咲、Liella!、蓮ノ空のデッキとなっており、筆者はLiella!のデッキを使用してのティーチング、フリーファイトとなった。

本作には、ゲームの勝敗の鍵となるライブをするカード“ライブカード”、ステージで活躍するカード“メンバーカード”、メンバーカードを登場させるためのカード“エネルギーカード”の3種類が存在。メインとなるデッキはライブカードとメンバーカードで構成され、60枚(ライブカード12枚/メンバーカード48枚)もしくは30枚(ライブカード6枚/メンバーカード24枚)の構成どちらでも遊ぶことができる。なおエネルギーカードで構成されるエネルギーデッキは12枚だ。

デッキのシャッフル、先攻・後攻決めの後に、初期手札としてデッキから6枚のカードを引く。この時、手札の入れ替えが可能となっている。エネルギーデッキから3枚を場に置いたらゲームスタート。エネルギー置き場のエネルギーをすべて縦向き(アクティブ)にする“アクティブフェイズ”、エネルギーデッキから1枚をエネルギー置き場に置く“エネルギーフェイズ”、メインデッキから1枚カードをドローする“ドローフェイズ”の後、メンバーをステージに登場させる“メインフェイズ”となる。

メンバーを登場させるには、カード右上に書かれた“コスト”と同じ数だけのエネルギーカードを使用=横向きにすることで可能となる。また主に2ターン目から可能となるのが“バトンタッチ”と呼ばれる方法。ステージにいるメンバーカードを控え室に置くと、そのカードのコストと同じだけエネルギーを支払ったのと同じ扱いになる。これにより、ステージにいるコスト4のメンバー、エネルギー置き場にある5つのエネルギーを使って、コスト9のメンバーを登場させることができる。

このアクティブフェイズ→エネルギーフェイズ→ドローフェイズ→メインフェイズが“通常フェイズ”の基本的な流れとなり、先攻の通常フェイズ終了後は、後攻の通常フェイズとなる。

相良茉優さんや田中ちえ美さんも登壇した「ラブライブ!シリーズ オフィシャルカードゲーム」の先行体験会をレポート!の画像

それぞれの通常フェイズ終了後は、いよいよ“ライブフェイズ”に移行。先攻から順にライブカード置き場に0~3枚裏向きで置き、置いた分と同じ枚数のカードをメインデッキからドローする。この時、ライブカード置き場に置くカードはライブカード以外も大丈夫だ。

次の“パフォーマンスフェイズ”で裏向きに置いたカードを表にし、ライブカード以外のカードは控え室に、ライブカードが存在する場合はライブスタートとなる。まず、ステージのメンバーカードが持つ“ブレード”の数だけメインデッキを公開(エール)する。エールで公開したブレードハート(横向きのハート)と、ステージのメンバーカードが持つハートの数と種類を確認し、ライブカードに記載された必要ハート(色指定のものはその色、グレーは何色でもOK)を満たしているか否かで勝敗が決定。このライブに3回(30枚デッキの場合は2回)勝利したプレイヤーが勝ちとなる。

相良茉優さんや田中ちえ美さんも登壇した「ラブライブ!シリーズ オフィシャルカードゲーム」の先行体験会をレポート!の画像
相良茉優さんや田中ちえ美さんも登壇した「ラブライブ!シリーズ オフィシャルカードゲーム」の先行体験会をレポート!の画像

今回は初プレイということで、手軽に遊べる30枚デッキかつ、カードの効果は使用しないといったシンプルなルールの中で遊ぶこととなった。後のフリーファイトでは、スタッフの方と対戦し、本来のルールについて色々と伺うことができた。

お互いのプレイヤーがライブに成功した場合の対応や、その後に先攻/後攻の入れ替わる場合があること、ライブカードを2枚置くことはできるのかなど、今回紹介しきれなかったルールが色々とあるものの、これらについては公式サイトで公開されている“クイックマニュアル”、澁谷かのん役・伊達さゆりさんがナレーションを務める遊び方の解説動画などでも紹介されているので、プレイする際はこちらをチェックしてほしい。

相良茉優さんや田中ちえ美さんも登壇した「ラブライブ!シリーズ オフィシャルカードゲーム」の先行体験会をレポート!の画像

そのほかにも、同一カードは4枚まで、デッキは別作品を混ぜて組むことも可能といったことも伺うことができた。また作品ごとにテーマが存在し、虹ヶ咲は虹ヶ咲の、Liella!はLiella!の特徴もあるとのことなので、ぜひ自分の好きな作品はもちろん、好みの特徴があるのかプレイしながら探してみてほしい。

個人的にはキャラクターが所属するユニットを活かしたカードが今後登場するのかにも注目したい。そうなれば将来的にはギルキス(Guilty Kiss)やBiBiのデッキを組むことも…という妄想も膨らませつつ、以降の展開やラインナップの発表などから目が離せなさそうだと感じた。

最後に会場内に展示されていた実物カードの写真を掲載しているので、お気に入りのメンバー/キャスト陣がどのような姿でカードとなっているのか、ぜひチェックしてみてほしい。

相良茉優さんや田中ちえ美さんも登壇した「ラブライブ!シリーズ オフィシャルカードゲーム」の先行体験会をレポート!の画像
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