2025年1月19日にZepp DiverCity (TOKYO)にて開催された「BanG Dream!(バンドリ!)」発のバンドであるRAISE A SUILEN のライブイベント、RAISE A SUILEN ZEPP TOUR 2024-2025「PANDEMONIUM」東京公演のレポートをお届けする。

目次
  1. 出演者(敬称略)
  2. RAISE A SUILEN ZEPP TOUR 2024-2025「PANDEMONIUM」東京公演 セットリスト
ライブハウスがお祭り騒ぎの地獄と化す!RAISE A SUILEN ZEPP TOUR 2024-2025「PANDEMONIUM」東京公演をレポートの画像

出演者(敬称略)

RAISE A SUILEN
Raychell(レイヤ役)
小原莉子(ロック役)
夏芽(マスキング役)
倉知玲鳳(パレオ役)
紡木吏佐(チュチュ役)

夢限大みゅーたいぷ
Vo. 仲町あられ
Gt. 宮永ののか
Gt. 峰月律
Key. 藤都子
DJ&Mp. 千石ユノ

まずオープニングアクトとして登場したのは夢限大みゅーたいぷの5人。最初に披露したのは2024年12月25日発売したばかりの1st Single「コミュ着火Fire!」だ。その後、自己紹介をし、仲町あられさんが作詞を担当した「コハク」を披露する。美しい歌声で観客を魅了すると、最後に披露したのは代表曲でもある「夢現妄想世界」。会場のボルテージを上げてステージを後にした。

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いよいよ本ライブの主役RAISE A SUILENが登場。チュチュ(紡木さん)のMCと軽快なミュージックで5人がステージに現れると「HELL! or HELL?」が流れ、観客からは歓声が上がる。最初から激しめの曲に観客は精一杯のコールとヘドバンで応えていく。

曲の演奏を終えると自己紹介とともにそれぞれのソロパフォーマンスが始まる。自己紹介を終えると間髪入れず「UNSTOPPABLE」を披露した。サビの手を振る振り付け、間奏部分のヘドバンなどこちらも激しめの曲だ。その後、披露された「EXIST」ではレイヤ(Raychellさん)の悪魔的な歌声で観客を魅了していった。

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MCに入るとそれぞれが改めて自己紹介をしつつ、ツアータイトル「PANDEMONIUM」にまつわる話で盛り上げていく。ここでは演奏するのが地獄と感じる楽曲の話題になり、小原さんは色んな曲の中から「Repaint」、倉知さんは難しいパートがある「HELL! or HELL?」、夏芽さんは2バスで演奏する「OUTSIDER RODEO」、Raychellさんは演奏で「Sacred world」、歌で「mind of Prominence」、紡木さんはラップ部分で「Bad Kids All Bet」とそれぞれの理由付きで答えた。

再び演奏パートへと戻ると「Takin' my Heart」を披露し、レイヤ(Raychellさん)の力強い歌声を届けていく。演奏が終わるとキーボードのソロパフォーマンスが入り、幻想的な音色を届けていくと「Beautiful Birthday」が披露される。ラスサビ前の「R・A・S(We are!)」は会場が一体となって声を出していた。

その後、一曲前とは打って変わってハイテンポな前奏から入る「Life on the Lotus」を披露する。サビでステージに向かい、手を掲げて振るのが印象的な楽曲だった。演奏を終えると楽曲に合わせてキーボード、ギター、DJが順にソロパフォーマンスを披露する。最後には3人が揃ってセッションを終えると「CORUSCATE -DNA- 」の演奏へと移っていく。最後の「Wow wo wow」など一体感が感じられる楽曲だった。

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その後、ドラムとベースから始まり5人のセッションがスタート。全員が頭を振るという振り付けを見せながらも完璧な演奏を披露した。そこから「DRIVE US CRAZY」の「Wow! Wow! Wow!」を会場が一体となって歌うパートへと移り、観客ののどを温め、曲を披露する。観客も温めたのどを存分に活かし、精一杯のコールでレイヤ(Raychellさん)の煽りに応えていく。

ここでメンバーは一度ステージを後にし、DJでアレンジされた楽曲とライティングが観客を盛り上げた。再びメンバーが登場すると、新曲「Bad Kids All Bet」を披露。数多くのコールやサビのジャンプ等、盛り上がりどころ満載の楽曲となっていた。

曲と曲の間ではDJタイムとなっていて、流れる楽曲に合わせてキャストと観客が一緒にクラップをしたり、ハンズアップしたりして盛り上がっていた。そこから「JUST THE WAY I AM」の前奏へと繋げていき、曲を演奏する。チュチュ(紡木さん)が歌うパートが多く、ステージのあちこちを移動しながら自由に歌っているのが印象的だった。

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ここで再びMCパートが入り、本ツアーのグッズ紹介が行われた。Tシャツやタオルが紹介され、Raychellさんと観客で何度も掛け合いが行われると、そのまま「V.I.P MONSTER」の演奏へと移る。かわいらしいダンスと全力のコールで会場が一体となって楽しんでいた。

楽しんだ余韻も束の間「灼熱 Bonfire!」の演奏がスタートする。こちらも独特なダンスが特徴的で、Aメロからサビ、ラストまで踊り続けるまさにお祭り騒ぎのような楽曲となっている。

まだまだRASの勢いは止まらない。間髪入れずに「EXPOSE 'Burn out!!!'」の演奏が披露される。ダンスメインだった「灼熱 Bonfire!」に比べ、コールが多めの「EXPOSE 'Burn out!!!'」。RASの勢いに負けず、観客も声を張り上げてコールを行っていた。

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その後、キーボードとギターの演奏から入る「Light a fire」が披露される。レイヤ(Raychellさん)の歌声が会場に響き渡り、会場が1つになって歌い上げた。そして、最後に披露されたのは本ツアーのテーマソングでもある「WELCOME TO PANDEMONIUM」。地獄へと誘う軽快なメロディーと振り付けは観客のボルテージを最高潮にし、5人はステージを後にした。

5人が去ったあとも観客からは「RAS」コールが鳴りやまない。そのコールに応える形で5人が再びステージに登場。DJとキーボードのセッションが始まり、パレオ(倉知さん)がショルダーキーボードへと楽器を変更すると「TWIN TALE」が披露される。いつもより自由に動き回って演奏するパレオ(倉知さん)が印象的な楽曲だった。

アンコール後のMCでは新たな単独ライブの発表などの告知が行われ、本ライブ最後の楽曲へと移っていく。最後の楽曲は「!NVADE SHOW!」。各々がタオルを回したり、飛び跳ねたり、ヘドバンしたり、歌ったりとこの日一番の盛り上がりを見せて本ライブは終了となった。

バンドリ!の中でもライブで「暴れる」というイメージが特に強いRAISE A SUILEN。本ライブはそんな「暴れる」という言葉を体感できるライブだったと感じた。新しいライブも決まり、走り続けるRAISE A SUILENをこれからも応援していきたい。

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RAISE A SUILEN ZEPP TOUR 2024-2025「PANDEMONIUM」東京公演 セットリスト

・オープニングアクト:夢限大みゅーたいぷ
M1. コミュ着火Fire!
M2. コハク
M3. 夢現妄想世界

・RAISE A SUILEN
M1. HELL! or HELL?
M2. UNSTOPPABLE
M3. EXIST
M4. Takin' my Heart
M5. Beautiful Birthday
M6. Life on the Lotus
M7. CORUSCATE -DNA-
M8. DRIVE US CRAZY
M9. Bad Kids All Bet
M10. JUST THE WAY I AM
M11. V.I.P MONSTER
M12. 灼熱 Bonfire!
M13. EXPOSE 'Burn out!!!'
M14. Light a fire
M15. WELCOME TO PANDEMONIUM

EN1. TWIN TALE
EN2. !NVADE SHOW!

RPG、FPS、MOBAなど多種多様なゲームを愛するライター。特に「ガンダム」シリーズを愛しており、好きな作品は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」。趣味はeスポーツ観戦で、暇さえあれば、色んなタイトルの試合を観戦している。

X(旧Twitter):https://twitter.com/free_ymnk

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