人工知能となって人類の冷凍睡眠を管理するパズルアクション「FREEZIA」が2025年夏にリリース人工知能を取り巻く人々の思惑が描かれるADVパートも注目

「FREEZIA」は、フリージアと名づけられた人工知能を操作する冷凍睡眠管理パズルアクション。この世界では地球環境が危機に瀕しており、再生のためには人類が永い眠りにつく必要があるという。

フリージアの使命は、協力者の力を借りながら冷凍睡眠ポッドを管理し、人々に安寧と救済をもたらすこと。物語は、冷凍睡眠管理パートとアドベンチャーパートの2つを行き来しながら描かれていく。

冷凍睡眠管理パートでプレイヤーが対峙するのは、画面上に表示される3つの冷凍睡眠ポッド。それぞれの冷凍睡眠ポッドには温度を示す目盛りがついており、これらの目盛りを画面中央のラインに揃えることで冷凍睡眠ポッドの温度が“安定化”される。ゲームでは、この安定化を短い制限時間の中で繰り返すことになり、プレイヤーは人工知能さながらの正確な操作を求められるだろう。

もし指定タイム以内に冷凍睡眠ポッドを安定化できないと、凍死など、大変な事故が起きてしまうかもしれない。

アドベンチャーパートでは、フリージアを神のように崇める人間や、冷凍予定の気さくなクルーなど、フリージアを取り巻くさまざまな人々の思惑が描かれる。青と白の特徴的なピクセルアートや、全編オルゴール調の涼やかなサウンドで彩られた物語が、どのような結末を迎えるのかにも注目だ。

Steamで公開される「FREEZIA」には、クリア後の特典モードが実装。徐々にテンポが速くなるタイマーに合わせて冷凍睡眠ポッドを管理していく「エンドレスモード」と、指定された数の冷凍睡眠ポッドをいかに素早く安定化させるかを競う「タイムアタックモード」が追加され、やりこみ要素も充実している。

本作は、もともとroom6の社内ゲームジャムで制作され、2024年にプロトタイプ版が公開されていた作品。今回room6がパブリッシングするにあたり、Steamでリリース予定の本作は“完全版”という位置づけで、上記のクリア後特典のほか、全体のゲームレベル見直しやストーリー演出が追加。英語・簡体字・繁体字版なども収録されている。

プロトタイプ版で一通り遊んでみた人も、生まれ変わった「FREEZIA」の世界を体験してみてはいかがだろうか。

※画面は開発中のものです。