千葉・幕張メッセにて9月26日~29日にかけて開催の「東京ゲームショウ2024」。ハピネットブースにて出展されている、CFKがグローバルパブリッシングを行うソウルライクアクションRPG「クロノソード」の試遊体験レポートをお届けする。
ピクセルアートで描かれるソウルライクアクション
「クロノソード」は韓国のインディーゲーム開発会社「21c.Ducks」が開発したピクセルアートのソウルライクアクションRPGで、滅亡したゴシックダークファンタジーワールド「アデルノア」の過去と未来を行き来しながら、秘密を解き明かしていくストーリーとなっている。


本作は、2019年に初めて公開されて以降、独特なグラフィックとゲーム性を持つソウルライクアクションRPGとして、国内外で多くの注目を集めている。
プレイヤーは「タイムトラベル」という要素を通じて過去と現在、未来を行き来しながら自由に冒険することができ、ゲーム内のすべてのマップはローディングのないシームレス形態となっているという。
そんな本作の特徴は、ピクセルアートで制作されたクォータービュー視点のソウルライクアクションとなっているところ。立体的なマップながら、キャラクターや敵は2Dで描かれている。
今回試遊できたのは20分程度で、ソウルライクアクションRPGと謳っているだけあり、初見ではほぼまともに進めなかったのだが、短い時間ながらも感じ取れた本作の手触りを紹介していこう。
新作なのにどこか懐かしさを感じさせるソウルライクゲーム
本作は、美麗な世界を舞台に進んでいく。アクションそのものは比較的シンプルで、攻撃、回復、回避、ガード、この4つがメインの基本動作となりそうだ。

攻撃をすれば、主人公は剣を振る。ガードをすれば盾をかまえ、敵の攻撃に上手くあわせればパリィもできる。ピクセルアートで表現された主人公や敵キャラクターたちは、さしずめFC~SFC時代のアクションゲームのような趣きがあり、懐かしさを感じさせた。
これがただのアクションゲームなら、むやみやたらに剣を振っていても敵が倒れてくれるのだろうが、本作はソウルライクとあってそんなに甘くはできていない。
甘かったのは、精々最初に登場する敵1体くらいだ。それ以降は闇雲に突っ込めば、一瞬で死んでしまう。高難易度ゲームだけあって、ヒリヒリとした命のやり取りが繰り広げられる。こちらは敵の攻撃をほんの数発受けただけであっさりと死んでしまうので、必然的に慎重なルート取りが必要になってくる。
ソウルライクに重要な敵の配置や、襲い掛かってくる敵の数、敵のモーションなどは、非常に良く練られており、何度も死んでいるうちに自然と「ここではこういう戦い方をすれば良いのだな」という気付きを得ていく。そして少しずつ先に進んでいけるようになる。
この程よいバランス感は短い試遊時間でも体感することができ、好感が持てた。
マップも高低差を活かした立体感のある作りで、最初こそ高所から火炎瓶をガンガン投げつけてくる敵に舌打ちをしたりもしたが、何回かそこで死ぬうちに、低所の敵を倒して高所の敵まで辿り着くルートを開拓することに成功し、無事にくぐり抜けられるようになった。
しかし、「これは明らかに雑魚」とわかる敵をある程度適切に処理できるようになったあたりで、トリッキーな動きをする強敵が登場し、今回の試遊ではなかなかそこを抜けることができずに時間切れとなってしまった。無念といえば無念だが、ソウルライクアクションとしては我ながらなかなか良いところまで進めたのではないだろうかというところだ。
ちなみに今回は多めに試遊時間をもらったが、実際の試遊時間は10分程度のようなので、10分ではソウルライクのソの字を感じるくらいで終わってしまいそうではある。
ちなみに、先に進んだところで出会ったNPCにアイテムをだまし取られてしまうという事件が発生したのだが、そのNPCの名前はなんと「パッチ」。本家「ソウル」シリーズへのリスペクトを感じ、非常に嬉しい気持ちになった。

この感じ、何かに似てる……そうだ、あの名作アクションだ
本作をプレイしていて、確かに難易度としてはソウルライクらしい難しさを感じたのだが、プレイしている途中でふと思ったことがある。
本作は強いて言うなら、まだドット絵だったころの日本ファルコムの人気アクションRPG「イース」の難易度「ナイトメア」を遊んでいるような、そんな気持ちが呼び起こされたのだ。
本作が果たしてそれを意識しているのかどうかは不明だが、「ソウル」シリーズのような高難易度ゲームが好きな人はもちろんのこと、「イース」シリーズのようなアクションRPGで毎回必ず高難易度に挑戦する、という人にもぜひチャレンジしてみてほしい作品だと思った。
また、今回ストーリー部分にはほとんど触れられなかったが、あらすじを見るとストーリー面でもかなり力を入れていそうだ。過去と未来を行き来しながら世界の滅亡にまつわる複雑な真実を解き明かす、というあらすじだけでもワクワクしてしまう。
どうやら主人公以外に登場するキャラクターたちも、タイムトラベラーらしい。アクション面はもちろんのこと、ストーリー面でも「これからどんな物語が待ち受けているのだろう」と期待が上がる。

ちなみに本作は、年内にSteamにて早期アクセスを開始するべく、現在全力で取り組んでいるとのこと。期待しておこう。

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※画面は開発中のものです。
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