コナミグループは、eスポーツCAFe&BAR「STROPSe」を2024年2月26日にコナミクリエイティブセンター銀座1階にてオープンする。本記事では、本日2月21日に行われたオープン発表会の模様をお届けしよう。
「STROPSe」は、飲食をしながらeスポーツが楽しめるカフェ&バー。スマドリが監修したオリジナルドリンクとともに、eスポーツの配信やパブリックビューイングなどが楽しめる。
画像提供:丹青社 撮影:ナカサアンドパートナーズ
オープンを祝して行われた今回の発表会には、コナミグループ 執行役員総務本部長の米山新一郎氏、コナミデジタルエンタテインメント 専務執行役員の小林康治氏、スマドリ 代表取締役社長の高橋徹也氏が登壇。本施設の特徴や今後の展望などが語られた。
「STROPSe」はお酒もeスポーツも自分なりに楽しめる施設

はじめに登壇した米山氏は、「本施設は飲食を起点に、日頃eスポーツに触れない方々も関心を持てる場として作った」と説明。eスポーツタイトルをプレイしたり観戦したりしたことがない人にも気軽に楽しんでほしいとの想いから、店名を“eSPORTS”の逆となる「STROPSe」にしたのだという。
コナミグループでは「efootball」シリーズや「実況パワフルプロ野球」「プロ野球スピリッツ」をはじめ、さまざまなタイトルを展開している。そうしたゲームのeスポーツ大会が行われていることを挙げ、「飲食とともにeスポーツの魅力を伝え、eスポーツの認知を広げていくのが本施設の目的」と話した。

内装については、本施設の目の前にある「銀座煉瓦之碑」から着想を得たフランス積みの壁面など、銀座の歴史を踏襲しながら最先端のデジタル映像と融合させた空間とのこと。店内にはバーカウンターやゆったり過ごせる客席のほか、奥の方には対戦も可能なeスポーツエリアが用意されている。ゲーム配信ができるゲーミングPCやデバイス、200インチのスクリーンも設置されているため、eスポーツの配信はもちろん、パブリックビューイングやファンイベントなど多岐にわたる用途で活用できるそうだ。
さらに、本ビルの2階にある「esports 銀座 studio」と連動した形でのeスポーツ大会も可能。「esports 銀座 studio」で行われる試合の対戦状況を見ながらドリンクを飲み、客同士での交流もできるようになっている。米山氏は、本施設のもう一つの特徴であるノンアルコールカクテルの提供についても触れながら「お酒を飲む人も飲まない人も一同に会して楽しんでほしい」と語った。


続いて登壇した小林氏は、eスポーツを取り巻く最近の状況について「プロを目指す若い人が増え、プロとして生計を立てている人も出てきている」とコメント。日本ではまだ市民権を得ていないeスポーツだが、世界では億単位を稼いでいるプレイヤーが続出しており、これから伸び盛りの業種だと述べた。

先の話題にも上がった「esports 銀座 studio」との連動イベントについては、「eスポーツをプレイするだけでなく、視聴しても楽しい、見ても楽しい、プレイヤーの1ファンとしても楽しくなれるような各種イベントを提案していきたい」と意気込みを語った。また、スマドリとの連携により自分らしい飲み方やeスポーツの楽しみ方ができる施設であることを改めてアピールしたうえで、「情報発信の拠点でもある銀座から新たな形のeスポーツを提案したい」と話した。

高橋氏からは、コナミグループとスマドリのコラボの詳細が説明された。アサヒビールが提唱している「スマートドリンキング」は、お酒を飲める人も飲めない人も、あえて飲まない人も、体質や気分に合わせて皆で好きなように楽しむ新しいお酒の生活文化を創造していく考え方。スマドリは、お酒を飲めない/飲めない世代に特化したマーケティング会社として、アサヒビールと電通デジタルの合弁会社として2022年1月に設立された。

今回のコナミグループとのコラボでは、スマートドリンキングの考え方を取り入れながら「eスポをもっと楽しく」をコンセプトにしたオリジナルドリンクを開発。「SUMADORI-BAR」のバーテンダーが監修した、eスポーツをプレイする人も観戦する人も楽しめるドリンクが取り揃えられている。
提供されるオリジナルドリンクは、推しのチームカラーを選ぶことでeスポーツ選手と応援する人の一体感を創出できるGamer'sドリンク「推~OSHI~」や、本施設の所在地である銀座をイメージしたシグネチャーカクテル「STROPSe」など。「推~OSHI~」以外のオリジナルドリンクは、アルコール分が0%か3%から選べるようになっている。



3人の挨拶の後には質疑応答が行われ、本施設の今後の展開についての詳細が語られた。「esports 銀座 studio」の連動イベントについてはまだ構想段階だが、飲食しながらの応援大会や、スポーツ系のタイトルでOBの選手をゲストに迎えて大会予想やトークショーを行うなど、試合の前後のイベントを「STROPSe」で開催できるだろうとのこと。また、有料チケットや無料チケットのほか、ライフスタイルや楽しみ方に合わせたグレード別の有料チケットも用意できるのではないかとのことだった。
また、「ユーザーが本施設を貸し切れるプランもあるのか?」という質問に対しては、米山氏から「基本的には貸し出しや貸し切りも対応していきたい」と語られた。
推しのチームカラーを選べるドリンクや銀座にピッタリのスパークリングカクテルなどのオリジナルドリンクが提供!
続いて、「SUMADORI-BAR」のバーテンダー・大塚公久氏によるオリジナルカクテルの説明が行われた。

店名を冠したシグネチャーカクテル「STROPSe」は、乾杯にぴったりなジンジャーフレーバーのスパークリングカクテル。ジョエアというノンアルコールのスパークリングワインをはじめ、辛口のジンジャエールやマスカットのフレーバーが感じられるオーガニックエルダーフラワーシロップが使用されている。アルコール3%を選んだ場合は、ウォッカを少量加えることでより凛とした味わいになるとのことだ。

Gamer's Drink「推~OSHI~」は名前の通り自分の“推し”に合わせた色を選べるドリンクで、ブルー・グリーン・レッド・イエロー・ホワイト・ブラックの6色が用意されている。6色の中から推しのチームカラーを選べるのはもちろん、自分自身で色を混ぜて新たな色を作ることもできる。ドリンクの色は自分自身でつけるため、目でも、舌でも、感覚でも楽しめるドリンクになっている。
ドリンクにはエナジードリンク・モンスターが使用。また、銀座ということで少しおしゃれなものを入れたいという想いから、ヴェルジュというお酢も使われているのだとか。そのほかにも、苦味の効いたフィーバーツリートニックや、色味付けのウェルチマスカットなども含まれている。

なお、ドリンク紹介の後半では実際に「推~OSHI~」を作る様子も実践された。推し色のジュースを注ぎ、ポリゴンをイメージしたマスカットのゼリーを乗せれば完成だ。自分自身で推しの色が作れるという体験も、気分が上がるポイントではないだろうか。


最後は、復活・回復系のドリンクの紹介へ。eスポーツの激戦で疲れた人にはもちろん、銀座で働いて心身ともにヘトヘトになった人にもオススメのドリンクがラインナップされている。
1つ目は、目の疲れを癒すのにぴったりの「EYE NEED YOU」。目の健康にいいといわれる食材の代表・ブルーベリーをふんだんに使用した、スムージーのような飲みごたえがあるカクテルだ。
ドリンクには100%オレンジジュースやノンアルコールの白ワインなどが使用されているほか、グラスの周りにはブラックペッパーがつけられている。ブルーベリーとのスパイスの融合が楽しめる、少し冒険感のある味わいだ。さらに、グラスの底にはメープルシロップが沈んでおり、飲み進めていくとメープルの優しい甘味も感じられる。アルコール3%を選んだ場合は、ブラックニッカクリアが加えられるとのこと。

2つ目は、「身体がシャキッとするようなドリンクを!」というお題から作られた酸味のあるカクテル「HALF TIME」。開発の際にイタズラ心で度を超えたすっぱさのカクテルを出したところ、意外にも好評だったとのことで、梅干しとレモンを使った“すっぱ~い”カクテルが出来上がったとのことだ。
ドリンクには、三ツ矢サイダーやカルピスなど日本人にはおなじみのものが使用されている。アルコール3%を選んだ際には、トロピカルな味わいのスパイスドラム、クラーケンブラックスパイスドラムが加えられる。ブラジルの定番カクテル・カイピリーニャを模したドリンクになっているそうなので、スッキリとした味わいや酸味が好きな人はぜひ飲んでみてほしい。

ドリンクの説明後には「STROPSe」と「推~OSHI~」の試飲が行われた。筆者も実際に飲ませていただいたが、どちらもさっぱりしていて飲みやすく、ゲームプレイのお供としても、応援の際のエナジードリンクとしてもぴったりだと感じた。

「STROPSe」は先の説明の通りショウガの辛味が効いたキリッとした味わいで、炭酸と相まって舌にピリリとした感覚が残るのが印象的だった。光に照らされてキラキラ光る黄金色の見た目もゴージャスで、銀座という立地に合っているように思う。スッキリとした喉越しがイベントの開幕などにピッタリなので、ウェルカムドリンクとしてもオススメだ。
「推~OSHI~」は色味から甘めのドリンクではないかと予想していたが、想像よりもマスカットの酸味が強くさっぱりとした風味だった。正直なところ、こうした“推し色”がウリのドリンクには味の面で苦い経験があった筆者だが、「推~OSHI~」は味のクセがなく飲みやすかった。ドリンクの上に乗っているマスカットのゼリーはシャリシャリとした食感が心地よく、ドリンクとの相性も抜群だ。
なお、今回試飲させていただいた2つのドリンクのほかにも、個性的で本格的な味わいのオリジナルドリンクが揃っている。その日の気分や自分の好みに合わせて、これらのドリンクを思う存分楽しんでほしい。

イベントの最後には、eスポーツキャスターのトンピ?さんの実況のもと、eスポーツ選手のメリッサさんとあさぼーさんによる「プロ野球スピリッツA」のエキシビジョンマッチが開催された。


メリッサさんはオリックス・バファローズ代表選手、あさぼーさんは東北楽天ゴールデンイーグルス代表選手と、同じパ・リーグのeスポーツ選手。これまでの戦績はあさぼーさんの2勝とのことで、メリッサさんは「リベンジの機会を与えてくださりありがとうございます!」と気合い充分。両者が着用ユニフォームと同じ色の「推~OSHI~」を飲み、試合に臨んだ。


試合は1回裏までというショート形式で開催。メリッサさんは予告ホームラン、あさぼーさんは3者凡退を宣言したところで試合が始まったが……結果はメリッサさんが3者凡退、あさぼーさんが辰己涼介選手で2ランホームランを放ち勝利するという結果に終わった。メリッサさんは「『推~OSHI~』をもう少し飲んでおけばよかった!」と悔しそうな表情。あさぼーさんは「こういう場に来てこういうドリンクを飲むことはなかなかない」と、今回の体験について楽しそうに話していた。
ゲームをプレイする人も、それを見て応援する人も幅広い楽しみ方ができる「STROPSe」。eスポーツファンはもちろん、「eスポーツをやってみたい/見てみたいけれどなかなか機会がない……」という人も立ち寄りやすい空間となっている。「まずは一杯」というような気軽な気持ちで、足を運んでみてはいかがだろうか。
「STROPSe」公式サイト
https://www.konami.com/ginza/stropse/
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