セガとColorful Paletteが配信中のiOS/Android向けアプリ「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(以下、プロセカ)」。3周年に併せて実装されるアップデート内容の先行プレイ会が行われた。
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3周年のタイミングで登場キャラクターの学年が上がることが発表されていた「プロセカ」。それによってキャラクターたちの「新たなセカイ」が拡がることを受け、3周年以降は“Brand New World”を新たなテーマとし、ユーザーに対しても「新たな体験」を提供するべく行われるのが、今回のアップデートとなる。
3周年のアップデートに関しては、大きく4つのトピックが用意されている。それぞれの要素について、筆者の所感や開発スタッフから伺ったコンセプトなどを交えつつ紹介しよう。
キャラクターの学年が1つ進級して新たなユニット衣装に!進級後のエリア会話も登場
キャラクターの学年が上がり、ストーリーも新たなステージへと向かっていく。それに併せて、各ユニットのメインアートやユニット衣装も変更となっている。
Leo/needは元々が学生感、青春感のある衣装となっていたが、新たに用意された衣装でもその要素は活かしつつ、全員がブレザーの制服になっている。それぞれのキャラのイメージカラーや着こなし方などから見える個性も印象的だ。
MORE MORE JUMP!の衣装はスタイリッシュかつシンプルな印象で、元々の可愛らしさから一歩踏み出して、爽やかさを感じさせるものに。「スタイリッシュさ」や「シンプルさ」を前面に押し出したシルエットも特徴で、ちょっとしたところのキャラのイメージカラーや髪飾りがキャラクターを際立たせる。
Vivid BAD SQUADは各々の個性を感じさせるストリートファッションは活かしつつ、私服も兼ねていた従来の衣装と比べると、よりパフォーマンスする際の衣装という感じがするデザインとなっている。その中で、キャラのイメージカラーに加えて、全員にユニットカラーのビビッドピンクが差し込まれてる点に注目。
ワンダーランズ×ショウタイムは既存のユニット衣装から少しずつ大人っぽさを増した、洗練されたデザインになっている点がポイント。その中でもショー衣装らしさはしっかりと残っていて、ユニットのコンセプトにピッタリだ。
25時、ナイトコードで。のユニット衣装は、従来のセーラー服やダーク感は活かしながら、より洗練されたシンプルなデザインに。4人ともセーラー服の襟にあるラインを思わせるV字ラインとリボンタイ風の飾りが入っている。また、それぞれのスカートにデザインされた花もオシャレだ。
各ユニットのビジュアルが新しくなったのに伴い、ミクのビジュアルも新たに用意。さらに各セカイにはじめからいるバーチャル・シンガーたちも、新たな衣装に。
なお、進級に伴ってエリア会話も新たに用意されているのだが、選択画面から進級前後に切り替え可能となっている。これから「プロセカ」に触れる人にとっても、わかりやすいところに導線があるのは助かるのではないだろうか。
UIリニューアルでデザイン、利便性が向上!
今回のアップデートでは、ゲーム内のUIが全体的にリニューアル。「プロセカ」の世界観を、UIでも感じてもらえるようなデザインへと変更しているという。
画面を見てもらえばその変化は一目瞭然ではあるのだが、筆者の感覚もお伝えしておくと、これまでは全体にはっきりとした色で表現され、各メニューも丸みのあるデザインになっていたのだが、リニューアル後はスタイリッシュにまとまって、色味も落ち着いたものになっている。また、全体に透過のデザインが取り入れられているのも印象的だ。
また、情報の整理をしてよりシンプルでわかりやすい画面設定にするという点も意識が向けられており、それが一番わかりやすいのがリズムゲームの選択画面だ。これまではリスト形式になっていたものが、ジャケットを選択する形式に変更されている(リスト形式も選択可能)。これにより、より直感的に楽曲を選択できるようになった。
そうした変更はほかの部分にも表れており、例えばストーリーの選択画面では従来のメインストーリーとイベントストーリーは連続した内容になっていることもあり、メニュー自体が統合されている。その一方、これまでイベントストーリー内から飛ぶことのできたサイドストーリー(※入手したカードに紐づくストーリー)がストーリーのトップメニューから選択できるようになっている。また、ストーリーを読み進める画面自体にも変更が加えられており、より没入感を感じられるものとなっている。
そのほか、細かい点になるが画面の構成が全体的に左右に情報が分かれるようなデザインになっており、統一感があって見やすくなっている。その際、右側のデザインがスマートフォンの画面だったり、メモ帳のようになっていたりと、メニューに併せたモチーフが採用されているのが印象的。プロセカの世界観が体験できるUIデザインとなっている。
ちなみに、おなじみのガチャ演出もリニューアルされている。より華やかな印象のある演出となっているので、こちらもぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
3Dモデルのクオリティがパワーアップ!
3DMVにおける、全ての3Dモデルのクオリティがアップ。キャラクターモデル自体も3周年に併せてクオリティアップが図られているようだが、輪郭がよりなめらかに見える処理を導入したり、眉や瞳が透けるような調整が入ったりしていることで、よりキャラクターの表情が豊かに感じられるようになった。
また、画面全体の明暗やカラーのグラデーションの表現が自然になるように調整。ブラー(ぼかし)効果やライトの表現などもしっかりと入るようになり、ライブ演出がより映えるかたちになっている。
個人的な感想にはなるが、Leo/needの「ウミユリ海底譚」をプレイした際には、髪の揺れ方などがより自然に感じられるとともに、よりキャラクターの実在感が増してくるように感じる表現の変化だった。そのほか、各ユニットでそれぞれ変化を感じられるのは間違いないと思うので、実際の3DMVにてチェックしてみてほしい(https://www.youtube.com/watch?v=XPc6HHgTuuo&list=PLiFNg5fXiX325IjXtGm3_PyHNVvzrgSil)。
リズムゲームに新難易度「APPEND」や新ノーツ「トレースノーツ」が登場!
今回のアップデートではリズムゲームプレイ時のUIや演出も変更になっているが、それだけに留まらず、新たな難易度として「APPEND」が追加された。こちらは3本指以上の多本指プレイを前提としたものになっていて、例を挙げると3つ以上のロングノーツが登場したり、2つのロングノーツ中に通常のノーツが差し込まれたりといった譜面構成になっている。
こちらは現在EXPERT以上をプレイしている人に向けた難易度になっているそう。基本的に端末を置いての多指プレイでないと難しいという前提ではあるが、比較的触りやすいという「ヴァンパイア」(APPENDとしてのLv.は25)は、普段親指プレイをしている筆者でも十分にクリアできるものだった。
同じく新たに登場するトレースノーツは、ロングノーツ内に存在している菱形の粒(トレース)だけが単体で存在するノーツとなる。タップ状態をキープすることで判定が取れるノーツとなっているが、“始点や終点に判定を持たない”ようになっていて、譜面の多様性に一役買ってくれそう。
これまでに実装されている譜面では登場しないものの、同時に実装となるAPPENDの譜面や、今後登場する楽曲の譜面(APPEND以外も含む)には登場してくるようだ。APPENDの実装と併せて指の運びがより大事になってきそうな印象を受けた。
3周年を迎えて新たな「プロセカ」に!
これまでの内容からも分かる通り、3周年のアップデートではストーリーの大きな節目になるというだけでなく、ゲーム体験においても明確な違いを楽しめるものとなっている。
さらに、「[3周年記念]ログインキャンペーン」ではキャンペーン期間中にログインした方全員に、「クリスタル×5000」と最大「[3周年記念]10連無料ガチャチケット×7」をプレゼント!そのチケットで引ける「[3周年記念]10連無料ガチャ」も開催予定とのこと。そのほか、12日間連続で書き下ろし楽曲や人気楽曲などの楽曲を毎日追加していくキャンペーンも予定されているので、プレイしている人はもちろんのこと、「プロセカ」に少しでも興味のある人は、この機会に一度触れてみてはいかがだろうか。
3周年記念特設サイト
https://pjsekai.sega.jp/3rd/index.html
(C) SEGA / (C) Colorful Palette Inc. / (C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net All rights reserved.
※画面は開発中のものです。
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