2020年8月27日に発売されたPS4用ソフト「英雄伝説 創の軌跡」。発売から2ヶ月近くが過ぎた10月中旬、本作をクリアした編集・ライターの2人がその魅力を語り合った。
対談参加メンバー
TOKEN:Gamer編集統括。「軌跡」シリーズは全てプレイ。「ガガーブトリロジー」や「ドラゴンスレイヤー 英雄伝説」といった、過去の「英雄伝説」シリーズにも触れてきており、Gamerでは歴代の「軌跡」シリーズの記事も担当している。「創の軌跡」は本編クリア後、少しずつサブ要素を回収中。
アサミリナ:昔からファルコムゲームを多くプレイしているが、「軌跡」シリーズは「空の軌跡」全シリーズと、「零の軌跡」、「碧の軌跡」の5作品をプレイ。「閃の軌跡」を未プレイのまま「創の軌跡」をプレイして、現在猛烈な勢いで「閃の軌跡」をプレイ中。現在、「閃の軌跡I」までクリア。
※「軌跡」シリーズに関するネタバレを多少含んでいるのでご注意ください。また、2ページ目では「創の軌跡」に関するネタバレがあるため、クリア後にご覧ください。
「創の軌跡」は面白かった?ゲームシステムを中心に振り返る
アサミ:こんにちは。前回の対談で「『創の軌跡』で『閃の軌跡』をプレイするつもりになったら、重い腰をあげて『閃の軌跡』もやるかも~」とか言っておいて、今すごい勢いで「閃の軌跡」をプレイ中のアサミリナです。「創の軌跡」で閃光のように現れた究極の推しを、「閃の軌跡」でひたすら追いかけ回すプレイをしています。
TOKEN:(笑)。今回は「創の軌跡」の対談ですが、多分アサミさんのほうが僕よりも遊んでいるかなと思います。
アサミ:とりあえず先日の無料大型アップデート「夢幻の彼方へ」まで含めて、最後までクリアしました。あと、青の封印石で見れるエピソードも、全て見ています。ただ赤の封印石のミニゲームはいくつかチャレンジしましたが、どれも見事に敗退しまして、全然見れていないです……。
TOKEN:僕は逆にそこらへんのミニゲームは全部クリアしていて、青の封印石は全部そろってからまとめて見ようと思って、まだひとつも見ていません……。ちなみに、実際遊んでみての感想はいかがでしたか?
アサミ:めちゃくちゃ面白かったです。「閃の軌跡」をやっていないので、解らないことは多々ありましたし、特にリィンルートに関しては大半が謎という有様で、青の封印石のエピソードも「閃の軌跡」に関するものの大半は解りませんでした。でも、解らないなりに面白かったので、そこが自分でも意外でした。
TOKEN:実は、割と不安だったんですよ。「閃の軌跡」をやっていないと解らないところが多いと思うので、それで「創の軌跡」を面白いと思ってもらえるのかどうか。
アサミ:確かにリィンルートはよく解らなかったんですが、元々思い入れの強い「零の軌跡」と「碧の軌跡」の舞台となったクロスベルの話であることと、あとは一応完全に新規となる3つ目のルートがあってくれたおかげもあったと思います。……というか、正直3つ目のルートのおかげは、大分ありますね……。あのルートで瞬く間に推しに転がり落ちたんで……。
TOKEN:普段から色々お話していても、キャラクターの好みみたいなものをお話する機会ってあまりないので、アサミさんの反応を見て、「ここなんだ……」とは思っていました(笑)。
アサミ:3つ目のルートのお話ってもうほとんどネタバレになっちゃうから、あまり言えないんですけれど……とりあえず現状は名前も出さず、“推し”だけで通します(笑)。そもそもはプロローグで彼が出てきた時点で、すごい好みだったんですよ。初めて見るキャラクターでしたけれど、ほぼ一目惚れでした(笑)。
ただ話の流れからも、「これ、プロローグだけど、多分すごいネタバレなんだろうから、名前とかも言ったらダメなんだろうなぁ……」と思って、ずっとひとりで抱え込んでいましたが、2章のラストで完全に爆発しました。
TOKEN:(笑)。でも、プロローグでの彼の登場は、ネタバレの中でも割と序の口なんですよね……。今回は、全体的に色々ひっくり返すような展開が多かったじゃないですか。なので、僕も発売前にレビュー記事を書いた時に、どこまで書くか結構悩んだんですよ。それこそ彼についても、触れるか触れないか結構迷って、触れない方向にいきましたけれど。ただ、公式サイトの事前情報を見ていると、あそこで彼が出てくるのは予想もできたんです。
アサミ:なるほど、私はあまりそこらへんを調べておかなかったので。推しについては、「何か過去作で因縁があるっぽいけれど、とりあえずその因縁についてはあまり解らない」とは思いましたけれど、解らないこととキャラクターの魅力は別だということですね……。
TOKEN:ゲームのシステムが「零の軌跡」「碧の軌跡」の時から随分変わっているのですが、そのあたりはどうでしたか?
アサミ:最初は、チュートリアルを見ても何を言っているのかさっぱりわからなくて、実は序盤はずっとオートでバトルしていました。
TOKEN:情報量、めっちゃ多いですもんね(笑)。
アサミ:チュートリアルを見ても、全部右から左へ、というような感じで……(笑)。各ルートの1章が終わるくらいまでは、ずっとオートバトルでやっていたんですけれど、オートバトルを眺めていくうちに、段々何をやっているのかが解りまして。
オートだと、リンクアタックが発生しても追撃しかしてくれないけれど、これを手動で動かせばラッシュやバーストが出せるんだな、というのが解ったので、そこからちゃんと手動でやるようになって、手動でやっていくうちに他の部分も徐々に理解できました。
TOKEN:リンクアタックとかは「閃の軌跡」からなんですけれど、相手から攻撃を食らう前にどうやってこちらが攻め続けるか、みたいな、かなり重要なシステムになっているんですよね。
オーダーは「閃の軌跡III」からのシステムでしたが、「創の軌跡」では、オーダーでさらに戦局をコントロールしやすくなったと思います。BPの管理をしながら、いかに上手く立ち回るかっていう。
アサミ:最初はオートでやっていたので、オーダーも全然解っていませんでした。私の難易度がEASYだったせいもあるでしょうけれど、オーダーというものがあることは解っていたんですが、特に後半になればなるほど、雑魚戦はヴァリアント・レイジとSクラフトをひたすら回して2秒で終わる、みたいなバトルになっちゃっていたので、ボス戦以外でオーダーの必要性があまりなくて、あまりオーダーを使ってはいなかったんですよね。
TOKEN:夢幻回廊は何回も違うキャラで登る周回要素になりますし、戦闘が比較的楽に終わらせられるようにしたんでしょう。あの周回をいかに効率的に回るかを考えると、せめて雑魚バトルが楽に進んでいかないと、しんどいですもんね。
アサミ:そこらへんはかなりストレスなく遊べました。
TOKEN:今回、キャラも多かったですし。あそこまで増えてしまうと、単純に戦術を考えてパーティを組むというものではなくなってきますね。
アサミ:難易度を上げれば違うんでしょうけれど、普通に遊んでいる分には好きなキャラクターでパーティを組んじゃいますよね。うちなんて、男子ばっかりの脳筋パーティすぎて(笑)。
TOKEN:今回、夢幻回廊でしか使えないキャラクターまで含めると、50名くらいになりましたよね。
アサミ:そうですね、なのでやはり育成が大変でした。でも夢幻回廊を一周連れていくとレベル30くらい一気に上がってくれるので、大変とは言いつつ、比較的苦もなくやれていますよ。
TOKEN:装備の配慮とかも、かなりされていますよね。自動装備もできましたし。
アサミ:自動装備には、かなり助けられましたね……。スタメンには最強防具を装備させたままで、いちいち外したりしなかったんですが、レベル上げに行くだけのキャラクターは、装備もクオーツもフルオート状態でした。
TOKEN:あれだけの数がいると、足並みをそろえるのも大変ですしね。僕は結構ミッションに合わせてパーティを組んでいるので、ミッション次第でレベルが上がっていくキャラが変わっていくんですよ。
アサミ:性格が出るところですね。私、まるっきりあのミッション気にしていないんですよ。初回攻略時は絶対スタメン8人で登って、ボスもそのメンバーで倒してしまうので、このスタメン8人はもうレベル200くらいで……あとはその時点でレベルの低い順にPTに入れて登っていってボスの手前で帰ってくる、ということを繰り返しています。
TOKEN:本当に性格が出ますね(笑)。僕はそこまで全キャラクターを、万遍なく上げていなくて。でもミッションクリアに寄せすぎて、一度「これでは絶対に攻略できない」というパーティで来てしまったことがあって、それこそボス戦で攻撃役も守り役も全然機能しなかったことがありましたね。
アサミ:私は主に試煉の扉をやるために、どのキャラクターもちゃんと上げている感じです。とは言っても、もう試煉が終わってしまったキャラクターをレベルの低いまま置いておくのも嫌で、結局上げているんですけれど。
TOKEN:試煉、クリア直前までやってなかったです(笑)。
アサミ:せ、性格ー!(笑) 私は戦闘民族なので、ああいうコンテンツが楽しいんですよね。現時点で試煉EX6とEX8が、キャラクターのレベルが足りてなくて残っています。どちらも要求レベルが180とか190とかなので、もうちょっと頑張らないとだめですね。他の試煉は全部終わっています。
TOKEN:でも赤の封印石から出るミニゲームは、なにもやっていないんですよね?(笑)
アサミ:やったかやっていないかで言えば、一度はプレイしましたけれど、クリアできないので……そういう意味では、ひとつもやっていないです(笑)。
TOKEN:遊ぶ人によって、こんなにも遊び方が違うのかと。「零の軌跡」や「碧の軌跡」の頃からクオーツは結構システムが変わりましたが、そこらへんはすぐ解りましたか?
アサミ:前回の対談でTOKENさんから「閃から変わった」というお話を伺っていたので、すぐに解りましたよ。それこそ対談で伺っていなかったら解らなかったと思うので、予め伺っておいてよかったです。
TOKEN:「閃の軌跡」以降、アーツの発動のシステムが全然変わっていますからね。同じクオーツでもレア度の高いクオーツには「HP+1000」とか「STR+10」みたいな追加効果がついているんですけれど、「閃の軌跡」をやっていないと解りにくいんだろうなぁ、と。
アサミ:全体的に見れば、私みたいに「閃の軌跡」を飛ばしてきちゃった人には色々と解らない部分は多かったのでは、と思います。私自身、途中まではバトルもオート、装備もオート、クオーツもオートとかだったので……(笑)。
TOKEN:システムで、面白かったところとかはありました?
アサミ:リンクシステムが面白かったですね。
TOKEN:なるほど、あれは「閃の軌跡」で最初からあったシステムですね。
アサミ:なので、後追いで始めた「閃の軌跡」では、逆にシステムが解りやすかったです。「これ、『創の軌跡』でやってたやつだ!」くらいで(笑)。リンクをつないだキャラクター次第では専用のボイスなどがちゃんとあるところも、細かくてすごかったです。
TOKEN:あれだけキャラがいる分、組み合わせ次第では汎用になるところもありましたけれど、何か繋がりがあるようなキャラクターはちゃんと専用ボイスがありましたね。
アサミ:私は推しとユーシス、ランディとロイドを、それぞれ繋げていたので……ってなんかもう、これだけでネタバレになりそう……(笑)。専用の掛け合いがすごく良くて、何度聴いても飽きないくらい、リンクシステム様様でした。
レベルの低いキャラクターだけでPTを組んでいる時ならともかく、多分みんなお気に入りのシリーズのお気に入りのキャラクターでPTを組むでしょうし、それならば大体何かしら縁がある人たちを繋ぐでしょうし、そこであれだけしっかり掛け合いをしてくれるのは、ファンならば絶対嬉しいと思います。
2人ともに高速スキップモードを絶賛!あのDLCの話題も
アサミ:あとシステムといえば、最初から高速スキップモードが使えるのはありがたかったです。
TOKEN:高速スキップモードの恩恵は、大きかったですよね。どうしても2Dの頃と違って等身大のキャラクターになった分、イベントにかかる時間もリアルになっちゃっていますし。
キャラクターの動きも細かくなっているんですけれど、どうしても時間が取られるという……。表現に迫った結果ではあるとは思いますが、その分カットシーンだけじゃなく移動も時間がかかりますから。
アサミ:私、実は最初の2~3時間くらい、高速スキップモードの存在に気が付いていなかったんですよ。その時たまたま何か別の操作をしようと思って、でもボタンがわからなくて、あれこれボタンを押しまくっていたら、なんか突然高速スキップモードになった、という(笑)。
TOKEN:そういう人が多いだろうなぁと思って、事前のプレイレポート記事で高速スキップモードを推しておいたんですけれど(笑)。
アサミ:「閃の軌跡」をやっていなかったのもあって、「創の軌跡」のプレイレポート記事とかも斜め読みしていて……あまりちゃんと読み込んでいなかったんです、すみません。この仕事でこれを言うのも悲しいですけれど、みんながみんなレビューをきちんと読んでからプレイするわけじゃないですし、あれはゲーム中にチュートリアル的な説明があっても良かったのでは、と思いました。
TOKEN:そうですね。「閃の軌跡」も後から「改」やアップデートで高速スキップモードが搭載されていますが、新作で最初から高速スキップモードが搭載されているのは、今作が初なんですよ。なので、意外とリアルタイムで遊んでいる人ほど気付かない、というのはありそうです。僕自身、「閃の軌跡IV」は100時間かかっちゃっていますし……。
アサミ:私がそもそも「閃の軌跡」をプレイできなかった理由も、あのスピード感が合わなかったからなんですよね。
「創の軌跡」も、最初「うーん、スピード感が……」と気持ちがダレていたので、高速スキップモードに気付かなかったら、推しと出会う前にやめてしまったかも(笑)。改めて後追いで「閃の軌跡I」をクリアできたのも、推しを追いたいのもありますが、やはり高速スキップモードの恩恵があったからだと思います。
TOKEN:高速スキップモードは、自分の好きなところで自由に切り替えられるのが良かったですね。ここのイベントはさらっと流して見ればいいや、という部分もありますし、一方で「ここはじっくり見たい」というところでは、オフにできますし。
アサミ:バトルはほぼ高速スキップモードでしたが、Sクラフトやリンクアタックの演出がとてもかっこよかったので、時々好きなキャラクターの演出をじっくり見るために、バトルでもわざと高速スキップモードを切って眺めたりしていました。
むしろSクラフトの演出は高速スキップモードじゃないと長すぎて、高速スキップモードに気が付くまではあまり使っていなかったんですよ。「一度は拝んだから……」という、菩薩の気持ちでバトルをしていました。あくまで好きに切り替えられるから、「たまにはゆっくり見よう」くらいの気持ちで切り替えられて良かったです。
TOKEN:今後、この高速スキップモードがデフォルトになってくれると遊びやすいですよね。
アサミ:このスピード感なら、今後新しい「軌跡」シリーズが続いていっても、全然遊べます。ぜひ、そうなってくれると嬉しいです。
TOKEN:ちなみにアサミさんは、有料DLCも遊びましたか?
アサミ:「支援課の夏休み」なら、やりましたよ。
TOKEN:あれって、青の封印石のようなストーリーはあるんですか?
アサミ:いえ、あれほどしっかりした軸のあるストーリーはないですね。支援課のみんなとすいか割り、バナナボートレースのミニゲームが出来る、というほうがメインです。後は本当にちょっとしたイベントというか会話があるくらいで、青の封印石のエピソードほど何かが語られているというわけではなかったです。
TOKEN:僕はとりあえず本編が全部終わってからまとめて買おうと思っていて、まだDLCとかまでは一切手が回っていないんですよね。
アサミ:DLCといえば、《C》の水着には大分驚愕しました……。
TOKEN:(※公式サイトを見ながら)え、これは……(笑)。
アサミ:なんで変●仮面みたいになっているの、ってなりますよね(笑)。マスク姿のせいもあるかもしれませんけれど。《C》の他の水着姿も出してください!
「閃の軌跡」シリーズ未プレイの視点から見る「創の軌跡」のポイントは?
TOKEN:各ルートの話をしたい反面、色々ネタバレだらけなので、難しいんですよね……。
アサミ:私も唐突に降臨した推しの話すら、まともに出来ませんからね。ここまでほぼずっと「推し」だけで通しているっていう(笑)。
TOKEN:各ルートに踏み込む前に、もうちょっと全体的な話にしましょうか。とりあえず、改めて「閃の軌跡」をやっていないアサミさんの目から見た時に、この作品はどう映るんだろうとずっと気になっていたので、面白いと思ってもらえたのって嬉しいですね。おまえは何目線なんだっていう感じですけれど(笑)。
アサミ:なかなか覚悟を決められなかった「閃の軌跡」を、「創の軌跡」クリアしてからすぐ購入して、とりあえず自分なりに爆速で「I」をクリアして、「II」まではもう買ってあって、このタイミングで「III」と「IV」のスーパープライス版が出ることに運命を感じたくらいには、面白かったです。ただ、さすがにこの作品は、「軌跡」を一本も知らない方には厳しいと思いますけれど(笑)。
TOKEN:うん、それはさすがにね(笑)。ファンディスク的な部分もありますし。
アサミ:でも少なくともクロスベル組か「閃の軌跡」か、このシリーズのどちらかが好きならば楽しめる内容ではあると思いますよ。私の周りには私と同じタイプの人もいれば、逆に「閃の軌跡」しかやっていない、という人もいるので、どちらにも「創の軌跡」を勧めて回っています。
TOKEN:全部プレイしている人たちにとっても面白くて、間が抜けている人でも楽しめるって、本当に良いゲームだったんだなぁ。
アサミ:私の場合、本命だったランディすらぶち抜く推しが降臨してしまったせいもあって、「閃の軌跡」できちんと推しの歩みを追わなければならない、みたいな使命感もありましたけれど(笑)。
ですが、「創の軌跡」で、自分の知らない話でも涙腺にくるような話もあったりして、「閃の軌跡」をやっていればもっとちゃんと理解できるんだな、という理由も、もちろんあります。
実際、今まだ「I」をクリアしたところだけですが、それでもピースが埋まる部分はあるので、推しのためだけじゃなく、プレイして良かったと思います。
TOKEN:僕は「閃の軌跡」も好きなので、そういう風に「創の軌跡」がきっかけで「閃の軌跡」をプレイしたいという気持ちになってもらえたことが、嬉しいですね。
アサミ:私も「創の軌跡」のおかげで「閃の軌跡」をやろうと思ったので、途中のシリーズをやっていないという理由で「創の軌跡」を遊んでいないならば、とりあえずやってください、と叫んで回りたいです。
TOKEN:次は恐らく共和国編になるのかと思うのですが、「創の軌跡」はここまでの流れを一度きちんと整理してくれて、「軌跡」シリーズの中でも一番しっかりした繋ぎを作ってくれたとなぁ、と。正直に言うと、こういう展開をあんまり期待していなかったんですよね。
アサミ:私も、発売前の期待値的は、そこまで高くなかったです。「閃の軌跡」をやっていないことでのストーリーへの不安、「閃の軌跡」のシステムが合わなかったことなどを含めて、ちゃんとプレイできるのかという、不安のほうが大きかったので。
TOKEN:ダイジェストは掲載されていても、それだけじゃ解らないですしね。
アサミ:まず正直に言います。ダイジェストは読んでいません(笑)。
TOKEN:読んでいなかったんですか(笑)。
アサミ:私の場合、ゲームってやっぱり絵と自分の操作がありきのシナリオ作りなので、それらがないまま文章であらすじだけ読んでも、全然頭に入ってこないんです。そもそもバトルのチュートリアルすら、投げたレベルなので……。なので、ダイジェストに書かれていることすら知らない状態でのスタートでした。
TOKEN:むしろそれでよく、最後までやって「面白い」と思ってもらえたなぁ(笑)。
アサミ:それだけ“ゲームとしての体験”が良かったということだと思います。TOKENさんもよく仰っているじゃないですか。ゲームは体験だと。「創の軌跡」は、それだけ強い体験を刻んでくれるゲームだったということです。
TOKEN:そうなった要因は何でしょうね?
アサミ:今回のクロスストーリー構成のおかげは、あったと思います。リィンルートのことがわからなくても他の2人のルートのことはわかりますから、操作していて「なるほど、ここでこう絡んでくるのか」とか、そういうところで楽しめました。
逆に、これが一本ずつの独立したストーリーが最後でひとつになる、とかだったら、そこまで体験として刻まれるようにはならなかったかもしれません。あくまで3つのルートがちゃんと絡み合っていて、それを自分の手で紐解いていくからこそ、面白いと思えたんだと思います。
TOKEN:僕も、あのクロスストーリーはとても良かったと思います。
「閃の軌跡」のインタビューの時に、間に一本挟みますよ、というのは伺っていたんですけれど、中途半端な挟み方だと話の蛇足にしかならないですし、どういう挟まれ方になるのか結構気になっていたんですけれど、 めちゃくちゃ一本の筋が通った話で、彼らの中に残っていた宿題の答えを出していくようなことが出来ていたかな、と。
その答えを出していくということが、これまでの「軌跡」ではなかなか出来ていなかっ たんですよね。
アサミ:事前情報の段階で、システムが「空の軌跡 the 3rd」っぽくて、あのシステムは当時あまり評判が良くなかったので、そこも不安ではあったんですよね。実際蓋を開けてみたら、「空の軌跡 the 3rd」の反省点が、すごく活かされていると思いました。
TOKEN:今回は無理に押し込めたような感じもなく、作り手側が今後の課題だと感じたところを、丁寧にブラッシュアップしてくれたように思います。
やはり、良くなかった点は良くなかった点できちんと認識して、そこは改善していってほしいですし、16年も続いている作品ですから、そういうところがきちんと出来るという点で、今後も期待が出来ますしね。
とは言っても、次回作でまたハードが変わるのかもしれないので、そこで新たな課題も出てくるのかもしれませんけれど。
アサミ:なんだかんだと、やはりハードの変わり目がひとつの大きな節目ですよね。「空の軌跡」から「零の軌跡」の時は、グラフィックやゲームシステムであまり大きな変更点がなかったということもあって、比較的すんなりPCからPSPに行った印象でしたけれど。
TOKEN:ハードを跨ぐと、どうしても時間がかかりがちなんですよね……。
アサミ:PSPだった「零の軌跡」が2010年、続編の「碧の軌跡」は翌年の2011年。PS3になった「閃の軌跡I」が2013年なので、「碧の軌跡」からは少し時間がかかっていますが、「閃の軌跡II」は2014年と、たった1年で出せているんですね。
TOKEN:ただ、PS3の「閃の軌跡II」からPS4の「閃の軌跡III」までは、3年かかっちゃっているんですよ。ここはハードを跨いだところなので、仕方ないのですが。でも「閃の軌跡III」から「閃の軌跡IV」までは1年で出しているので、結局2013年から2018年までの5年で4本と、かなり頑張っていますよね。
アサミ:次はやはりPS5になるんですかね。これからしばらくはPS5の時代が続くでしょうし、PS5で全てのシリーズを出し切ってくれると嬉しいです。……とは言っても、そうなるとこの「創の軌跡」から共和国編が始まるまで、もしかしたら3年待つかもしれないんですね(笑)。いや、笑えない。
TOKEN:「閃の軌跡II」から「閃の軌跡III」はキャラクター数も増えて、エンジンの問題やら、グラフィックのレベルを上げないとどうしようもならなかったりもしていたと思うので、そういうところで時間がかかったのもあるんでしょうけれど。
アサミ:すごくポジティブな方向に捉えるなら、次の共和国編が出るまでの数年……かどうかはわかりませんが、その空白の時間こそ、やっていない「軌跡」シリーズの履修チャンス! 私も「閃の軌跡」、頑張ってる!(笑)
TOKEN:さも当然のように、勝手に次は共和国編だと思っていますけれど、これで違ったらどうしよう(笑)。
アサミ:いやいや、さすがに共和国編じゃないということはないでしょう。……多分。
TOKEN:次が本当に共和国編なら、恐らくはようやく折り返した感じですよね。
アサミ:……エッ。
TOKEN:だって、共和国編だけではきっと終わらないですよ(笑)。
アサミ:まぁ……そうですよね……。結社の計画自体、少なくともあと最低ひとつは残っていますし、それが最後かも解らないですし。「空の軌跡」からここまでで16年、もし完結までにあと16年かかったら、私はそろそろ年齢的に死んでいてもおかしくない案件です。
TOKEN:共和国は次の計画の舞台になるだけで、そこで結社とやりあうようなことになるのかというと、解りませんし。
アサミ:次は、どのキャラが出てくるんでしょうねぇ。
TOKEN:とりあえず、クロスベル組はほぼ出てこない気はします。
アサミ:彼らはそもそもクロスベルの警察ですからね。
TOKEN:特務支援課の4人は、遊撃士や《VII組》のメンバーとは違って、他国の問題に口を出す立場にないですし。あと個人的にも彼らにはちゃんとクロスベルにいてほしいな、というのがあります。出張的な感じで数日来るとかならば、解らなくもないですけれど。
そもそも「閃の軌跡」の時も、ロイドはクロスベルから出ていないんですよね。ランディは《VII組》の教官になったりしていましたけれど。
アサミ:あれ、そうなんですか。
TOKEN:ロイドだけは、基本的にクロスベルにいたんですよ。そういうのもあって、彼らにはもうクロスベルで、普通の日常を過ごしていてほしいです。
アサミ:私も元々は「零の軌跡」と「碧の軌跡」が好きだった人なので、これからも出てくると嬉しいなと思う反面、もうクロスベル組の辛いところは見たくないです。
ところで、本編とは全然まったくこれっぽちも関係ないんですけれど、これネタバレじゃないので、ひとつ話したいことが!
TOKEN:なんですか?
アサミ:DLCではないですけれど、10月13日のアップデートで、コミュニケーションイベントやキャラクター鑑賞モードがPS VRに対応になったんですよね。念願の! VR!!!!
TOKEN:VRモード、いいなぁ。
アサミ:やっぱりVRってある程度キャラクターやフィールドがきちんと描き込まれていないと、ただの微妙なコンテンツなんですよ。で、せっかくなので、我が家のPS VRで何人かのキャラクターとかをちょこちょこと撮影してみました!
※映像中に本編のネタバレを含みますのでご注意ください。
アサミ:風景はこうして動画にしてしまうとゲーム画面と変わらないんですけれど……実際にVR用のヘッドセットを被って見ると、「おお……」というくらいにすごいです。
あと、やっぱりキャラクターがめちゃくちゃ凄いです。これもちょっと動画だと解りにくくはあると思うんですが、かなり目の前まで迫れるので、好きなキャラをいくら眺めていても飽きないですし、服や武器の細かい装飾なんかもとても綺麗に見れるんですよ。特にリーシャとかは、鼻血が出そうでした……。
PS VRはPS5でも使えますし、持っていない人もこれを機に楽しんでほしいなぁ、と。それでもこれのためにVR買うのは、ちょっとハードル高いですけれど。
キャラクターの多さに目移りしつつも好きな編成で楽しんだバトル
TOKEN:とりあえず、後半はある程度までのネタバレに触れる感じにしていこうかと思います。まずはバトルの話あたりで。
アサミ:ようやく推しの名前を“推し”って言わなくて済むんですね! とりあえずルーファスの名前は出していいんですよね(笑)。
TOKEN:僕はバトル時にルーファスのオーダーも使っていたので、ルーファスの名前を出せないとあれ以上、なかなか話が進められなくて(笑)。
アサミ:前半、“推し”だけで押し通した私……。私はルーファスのオーダーも使いましたが、もっぱらロイドの被ダメージカットみたいなオーダーをかなり使っています。
TOKEN:僕は基本的に攻めて攻めて攻めまくりたいタイプなので、逆にそういう守る系のオーダーはそこまで使っていないですね……。
アサミ:私も基本的にはゴリラなんですけれど(笑)。ただ夢幻回廊の上層にいくにつれて、特にボス戦が段々ゴリ押しでいけなくなってきたんですよね。うちのスタメンがルーファスとユーシスとランディとロイドっていうメンバーなので、魔法メインのキャラクターがいないというのもあるんですが……(笑)。それもあって、回復量がちょっと足りないので、ロイドで被ダメージを抑える、という戦法になっていました。
TOKEN:なるほど、組んでいるパーティでオーダーの活用の仕方も全然変わってきそうですね。
アサミ:うちのスタメンパーティだと、ユーシスとルーファス、ロイドが万能型ではありますけれど、みんな攻撃面でもかなり強いので、回復にまわすのがもったいないんですよね(笑)。
なので一応ユーシスにホーリーブレスをつけておいたり、セラフィムリングでHPも戦闘不能も全回復っていう、かなり強引な戦法になりがちで。でもEP的にもセラフィムリングはさすがに多用できない大技ですし、それよりはロイドのオーダーを使うほうが現実的、というところになりました。
TOKEN:僕も基本的には好きなキャラだけで組んで押していくので、他の人の組み合わせや戦い方を聞くと面白いですね。
アサミ:あれだけキャラクターがいると、選ぶ基準はバランスよりも「好き」という気持ちが勝つのもありますよね。8人くらいだと、「ほんとはこの4人で組みたいけど、バランスを考えるとこうかな……」となります。
TOKEN:僕はクラフトの使い勝手が良いということもあって、リィンとかロイドを主体に戦ってましたね。あとは好きなキャラクターで、回復役も担えるティオとかエマを入れていました。
アサミ:あ、私もリィンと、あとクロウが、他のキャラのレベル上げの先導役でしたね。とはいえど、ぶっちゃけSクラフトの使い勝手が良かったからなんですけど……(笑)。
TOKEN:Sクラフトの範囲が広いキャラは重要ですよね……。
アサミ:Sクラフトが単体だったり、範囲が狭かったり、味方へのバフみたいなキャラは、ほぼ控え行きです(笑)。
TOKEN:あるある(笑)。前回の対談でも触れましたが、本作は戦闘がさくさくと進むので、それもあってどうしてもそういうキャラクターがサブになっちゃうんですよね。他にガンガン周回できるキャラクターがたくさんいるから、そういうキャラクターたちで押せ押せになるという。エステルとかヨシュアをもう少し使いたかったんですけれどね。
アサミ:枠が……枠がないんだ……。とはいっても、私はヨシュアはなんだかんだと育っていますけれど、エステルはSクラフトが単体なので……。今回はスタメン以外の起用理由がほぼSクラフトにあるので、そこだけはちょっともったいなかったですね。
難易度をもっと上げたりすると、各キャラクターの役割的なものがしっかりしてくるのかもしれないですが、私はEASYだったので、Sクラフトとヴァリアント・レイジの連打でイケイケゴーゴーすぎました……(笑)。
TOKEN:ここまで付き合ってきたのでどのキャラにも愛はあるのですが、やはり今回は人数が多すぎて、クラフトの使い方には悩みました。アーツも活用していければ変わる部分ではあるんですけど。
新キャラクターのナーディアとスウィンもすごくよかったですし、特にスウィンは結構テクニカルなキャラクターだなと思いましたが、でもあれだけのメンバーがいる中で、そのテクニカルなところを活かせなかったなと。
アサミ:夢幻回廊ではなく各キャラクターのルート単位でならば、ある程度出てくるキャラクター数も絞られてくるので、違うんですけれどね。やりこみに入れば入るほど、Sクラフトぶっぱなすか、ヴァリアント・レイジぶっぱなすか、これで終わってしまうので、Sクラフトの範囲だけで使用されるキャラクターが決まってしまうという……。
TOKEN:それはありますね。
アサミ:メインストーリーだと、特にルーファスルートは必然的にルーファス、ラピス、スウィン、ナーディアの4人構成になりますし、かなり終盤までほぼ固定なのが良かったです。
どうしても過去作の好きなキャラクターを使いがちになるので、スウィンとナーディアのバトル面の性能はもちろんのこと、あれくらい絞ってくれないと全体の印象も弱くなってしまっていそうでした。
TOKEN:あの4人は、メインストーリーでもバランスがよかったです。スウィンは使い方次第で、もう少しバトル面でも輝きそうなキャラクターなんですけれど。
アサミ:ああいうキャラが活きるのは、高難易度とかですかね。私はなかなかRPGで高難易度周回が出来るところまではやれないので、どうしてもEASY~NORMAL止まりの話しか出来ないんですけれど。
TOKEN:バトルの難易度もプレイ時間に直結するところですから、なかなか難しいですよね。
そうそう、バトルといえば、こないだ追加されたばかりのマクバーンがあまりに強くて、びっくりしました。
アサミ:マクバーン、ひとりだけズバぬけてSTR値とか高いですもんね。私も今育成中ですけれど、あれは驚きました。
TOKEN:ちなみにアサミさん、マクバーン全然解らないですよね?
アサミ:もちろん、全然解りませんよ!(笑) でも話の流れでさすがに何者かは解っているので、これだけぶっ壊れたステータスになっているのはそういう話なんだろうなぁ、という感じで見ています。
TOKEN:まぁ、そういうことなのですけれども(笑)。
3つのルートをそれぞれ掘り下げ!
TOKEN:それでは、ネタバレも若干含んだ、各ルートの話を。ストーリーのあの展開は、僕はちょっと予想していなかったんですよ。「創の軌跡」はクロスベル解放のストーリーという話でしたし、序盤からあんな絶望的な展開になると思っていなくて、ちょっと辛かったです。ルーファスの登場にも、「え?」となりましたし。
ただ、ストーリー全体がクロスベルにほぼ集中したのと、改めてクロスベルにおける特務支援課の在り方みたいなのがとても感じられたし、そのアプローチの仕方自体はすごく良かったと思っています。
アサミ:私もまずクロスベルの独立があって、そこからの特務支援課は後日談というか、強いていうなら「零の軌跡」の序盤で描かれてきたような、ほのぼの日常系に近いストーリーを想像していました。
TOKEN:僕も、クロスベル独立後の平和を描いていきつつ、他のルートとの絡みがちょこちょこあるのかな、というイメージだったので、「またクロスベルを取り戻すのか……えぐいなぁ……」と……。でもストーリー自体はとてもドラマチックな展開が多くて、見せ所が多かったですね。
特務支援課って、クロスベルの象徴というか、彼らがいてこそのクロスベル、みたいな雰囲気があるんですよ。神格化までは言いすぎかもしれないですが、ちょっとそれに近いような。だから、みんなの前で「あの特務支援課が」みたいな絶望感を漂わせるアプローチがあったのはなるほどなと思いました。
アサミ:私は「閃の軌跡」が抜けているので、プロローグの時点で「特務支援課、いつの間にか随分立ち位置が変わったな……」みたいな気持ちで見ていました(笑)。私は前回の対談でTOKENさんから伺うまで、クロスベルが「軌跡」シリーズの中でそんなに重要な土地だと思っていなかったので、「創の軌跡」でようやくそれが実感として解りました。
TOKEN:「閃の軌跡」をやっていないと、帝国と共和国の間に挟まれて大変そうな国、みたいな印象にしかならないですよね。
アサミ:あと、改めて「創の軌跡」で、特務支援課の4人のキャラの結び付きは特別だなぁと感じました。それこそ《VII組》とかだと、再会した時の挨拶も結構みんな普通の挨拶なのに対し、特務支援課だけ、全員再会した時にロイドに抱きついているのが、「なんで!?」って笑っちゃって。
TOKEN:確かにみんなロイドに抱きついていましたね(笑)。ランディまで抱きついてましたし。ロイドの立ち位置の特殊さは、ああいう演出でうまく表現できていたと思います。
アサミ:リィンも天然系たらし、と伺っていましたし、実際「閃の軌跡I」をやってみて、確かにリィンも天然系たらしだなぁ、と思ったんですけれど、仲間としての結びつきの違いが特務支援課は特別なんだな、というのをとても感じました。
TOKEN:クロスベルという街が特殊なのも相まってだと思いますが、あの4人はもう4人で家族ともいうような独特の繋がりがありますね。他のシリーズのキャラクターたちとは、立ち位置や質が違うというか。
アサミ:「零の軌跡」と「碧の軌跡」が好きな身としては、改めてそういうところでも、今の特務支援課が見れて良かったです。
ただ、あの4人の結びつきっていうのは、「零の軌跡」と「碧の軌跡」があってこそだと思うので、私が「創の軌跡」から「閃の軌跡」を後追いで始めたように、「閃の軌跡」しかやっていなかった人が「零の軌跡」と「碧の軌跡」に興味を持ってプレイしてくれると嬉しいなと思いますね。
TOKEN:あと、「零の軌跡」と「碧の軌跡」をプレイした人には、この結末を見届けてほしいなぁと、しみじみ思いました。
アサミ:私みたいに「閃の軌跡」全部すっ飛ばしてても面白いですよ!
TOKEN:でもほんとそれがすごいな、と思いますよ(笑)。
アサミ:ぶっちゃけ、私はリィンルートのお話の大半は、解っていなかったです……。ついていけていないところが多々あったのも事実ですし、キャラクターの背景も解らないのでかなり多くのシーンをぼんやり追っていましたし、それこそ序盤は解らない用語だらけで頭がパンクしていました。
TOKEN:それでもリィンルートで楽しめた部分とかはありました?
アサミ:とりあえずは、なんとなく好みっぽい子を探していたり……(笑)。それこそユーシスは、ルーファスの弟だとか全然まったく知らなくて、最初に登場した時に「このキャラクターは好みな気がする」と「閃の軌跡」をプレイした友人に話したら、「絶対そこだと思った」って言われましたから(笑)。本当はルーファスも出したかったんですが、すごいネタバレなのでスクリーンショットも名前も何も出せなくて、とりあえずはクロスベル組とユーシスの話ばかりしていました(笑)。
TOKEN:やっぱり好きなキャラクターを見つけるのは、モチベーションになりますものね(笑)。
アサミ:公式サイトで漠然とキャラクター紹介を眺めていた時は、誰が好みとか全くなかったんですけれど、ゲーム中で出会ってみると思っていた以上にかっこいいと思う子がいたり、可愛いと思う子がいました。なので、なんとなく気に入った子たちを愛でながら……、あとは風景をかなり見ていましたね。帝都すら、私にとっては初めて見る景色だったので、そういうところを楽しんでいたり。
あと、ノルド高原があまりに好きで……ノルド高原に行った時、びっくりしました。
TOKEN:ノルド高原がですか。どこらへんですか?
アサミ:私はどちらかというと「イース」畑なのもあって、「イース」ってアクションだから、ああいうだだっ広いマップってないんですよ。私は元々どのゲームでも、ひたすら眼前に広がる大平原が好きなのですが、正直ファルコムさんのゲームでああいうマップが見れるとは全く思っていなくて、最初にノルド高原に行ったときは、とてつもなく感動して無駄にウロウロしていました。
TOKEN:ノルド高原は、「閃の軌跡I」で行くんでしたっけ。
アサミ:はい、実習で行きますよ。馬も乗れます。なので「閃の軌跡I」で実習に来た時もすごくテンションあがって、馬で駆け回ってました。
多分楽しみ方としては大分本来想定されているものとは違うと思いますが、知らないなら知らないなりの楽しみ方もありますね。……と言いつつ、大部分は既に記憶から消失していますけれども!
TOKEN:リィンルートはキャラクターが多い上に、関係性が複雑なので、どうしても知らないで見ているとそうなっちゃいますよね。
アサミ:一部のキャラクター以外、ほぼ背景にもあまり触れられていませんしね。青の封印石のエピソードで、補完されているところもありますけれど。
私、TOKENさんが「創の軌跡」の発売前に書いたおさらい記事のキャラクター紹介で、クロウについて「これはやばいネタバレを知ってしまった、でも『創の軌跡』をやったらどっちにしても解るんだろうしなぁ」と思っていたんですけれど、「創の軌跡」の中ではそのことについて何も触れられていなかったという(笑)。
TOKEN:(笑)。「閃の軌跡」は最新のシリーズなのもありますし、これまでの「軌跡」シリーズのキャラクターとの紐付けが一番強いので、「創の軌跡」では意外と背景があまり描かれていなかったですね。
アサミ:そうなんですよね。TOKENさんから「クロウが人気」と伺っていましたけれど、「創の軌跡」では何故クロウがそこまで人気なのかは、解らなかったんです。元々の《C》であること程度の知識では、あまりピンと来なくて。でも「閃の軌跡I」のラストで、「なるほど」となった次第です。
TOKEN:ああ、あそこはかっこいいですよね。でも割と唐突にクロウが騎神に乗ってくるので、そこらへん解らなくなかったですか?
アサミ:解らなかったですよ(笑)。リィンに「俺は3年前から乗っている」とか唐突に言われても、そもそも騎神自体「創の軌跡」で初めて見たものですし。「創の軌跡」でクロウも騎神に乗るということは知っていましたけれど、その背景までは全然語られていなかったですし。
TOKEN:やっぱり「創の軌跡」でのリィンルートは、「閃の軌跡」を全部やっている前提すぎる感じではありますよね。「創の軌跡」での機甲兵に乗り込む場面とかも、「閃の軌跡」を知っていると、もっと強くあのシーンの意味を感じられるんですけれど。
アサミ:その意味を知るために、今頑張っていますが……リィンルートについては本当にポンコツで、すみません……。
TOKEN:では、《C》……もといルーファスルートにいきますか。ルーファスのルートは、「軌跡」シリーズの中ではちょっと異色でしたよね。キャラクターの立ち位置というか……これまでは遊撃士や特務支援課、《VII組》と、割と正統派なキャラクターが主人公だったのに対して、ルーファスルートはキャラクターが割と全員ガチめの“ワケあり”という感じで。
アサミ:仲間キャラという大きな範囲にすると、他にも闇を背負っている人たちはたくさんいますけれど、ルーファスルートのキャラクターは割と全員闇に居て、そのまま闇の中で生きながら進む感じがあります。
TOKEN:そうそう、本来なら表の世界に出ない人たちばかりが主人公で。しかも他のルートみたいに、「何か大きな悪を正す」みたいなすごい大義があるわけでもないじゃないですか。こういうルートも面白いなって思いました。
ところでルーファスルートでの彼は、プロローグのルーファスの印象とはまた違うと思うのですが、なんでルーファスにハマったんですか?(笑)
アサミ:《C》としての仮面が割れた時の《VII組》とのイベントが、すごくかっこ良くて。元々プロローグから好みだったのもあって、あとはもう一直線でしたね。
TOKEN:ああ、なるほど。あの《VII組》とのイベントシーンは良かったですよね。僕は《C》の正体はわりと最初から目星がついていましたし、多分「閃の軌跡」をやっていた人の多くはそうだったと思いますし、そして「閃の軌跡」での彼の行動は結構プレイヤーのヘイトを高めるところだったので……(笑)。
アサミ:そういう前情報がなかったから、割と素直に「好き!」と転がり落ちたのはあるかもしれないです。
ちなみに《C》として仮面をつけた状態の時には、何も感じていませんでした。あまり内面も語らなかったですし……。でも仮面が割れたあたりから、ルーファスがラピスに自分の話をするようになって、そういうところでどんどん好きになりましたし、ルーファスのことをきちんと知るために「閃の軌跡」をやる、とようやく決意が固まった次第です。
TOKEN:ラピスとのやり取りは、全部彼の過去が反映されているので、「閃の軌跡」が終わってから改めて見直すと、感じ方も違ってくると思いますよ。
彼はそもそもすごく合理的に動く人間だし、それでいて行動原理自体はシンプルなので、それを全部失った状態で口にするセリフの数々が、凄く染みるんですよね。
あと今回メインストーリーで登場する仲間キャラクターの中で、一番大人だけれど路頭に迷っていて、そんな彼だからこそ出来る選択とかもあって、そこが良かったです。
アサミ:ルーファスとラピスの関係性は、素晴らしかったです。私はルーファスの過去のことをきちんと知っているわけではありませんが、2人とも自分が何者なのかを模索して、そして証明したいのだという。
それは結局、私が知らない「閃の軌跡」のルーファスの行動原理でもあった承認欲求なんでしょうけれど、「創の軌跡」で全てを失ったルーファスが新たに自己の存在を問い、己の過去の経験で時にはラピスを導き、過去に何もないラピスが時にはルーファスを導くという、お互いに補うような存在だったというのが、本当に素敵でした。
TOKEN:最後のあのイベントとかも、かなり感動しますよね。ネタバレが過ぎてもう、良かったしか言えないもどかしさ(笑)。ちなみに僕はルーファスルートで、想像していたよりも《C》の正体がバレるのが早いな、と思いました。もうちょっと粘るかと思っていたんですよね。
アサミ:結構、早くにバラしてきましたよね。ただあまり引っ張られても……特に私は《C》の正体の目星すらついていなかったので、あれくらいでバラしてもらわないと心がどこかに行ってしまっていたかもしれないです。実際、《C》としてのルーファスには、あまり興味が向いていなかったので……。
TOKEN:確かに。そういう意味では、途中に抜けているシリーズがあっても楽しめるのが、《C》ルートになっていました。
アサミ:スウィンとナーディアにラピスという完全な新キャラクターと共に進んでいくルートだっただけに、私は割と純粋に「創の軌跡」の一番メインとなる物語として、楽しめました。
TOKEN:スウィンとナーディアは、事前に公開されていた小説を読んでいるかどうかでも、かなりゲーム内の印象が変わったと思うんですけれど、読まれましたか?
アサミ:「3と9」ですよね、読みました。確かにあれは、読んでおいたほうがいいと思いましたね。
ゲーム本編では、スウィンが壊れかけのナーディアを守ろうとしているような印象を受けますし、それはそれで事実ですけれど、小説を読むと最初に壊れたのは実はスウィンだという……。結局2人とも壊れているんですけれど、あの2人はあの2人で、またそのお互いにお互いを必要としている感じがルーファスとラピスのものとは違っていて、とても良かったです。
青い封印石のエピソードの中にはサウンドノベルのような形式で入っているエピソードもありましたし、「3と9」に関してもそういう形でいれてあげても良かったんじゃないかなぁと思います。
TOKEN:一応ゲーム本編にも収録されていますが、そこに目を通すかというと、そうでもないんですよね。
アサミ:メニュー画面の「EXTRA」のところでしたっけ。ちなみに私は「閃の軌跡」のあらすじにすら目を通さずに「NEW GAME」を選んでいる人なので、「EXTRA」を素通りしてプレイを開始する人は結構多いと思います。
「3と9」はあくまで最初から小説として書かれているものですし、あと公式サイトに前もって掲載されていたので読んでいましたけれど、ゲーム上で読んだことはないです。
TOKEN:なるほど、確かに真っ直ぐ「NEW GAME」に行く人が多そうですね……。けれど、ならばあの小説をどこに入れるのがいいのか、というと、難しいですね。
アサミ:私としては、やはり青の封印石のエピソードとして入れてよかったのでは、というところですねぇ。
TOKEN:「軌跡」シリーズは結構、ああいう外伝小説みたいなのをやっているので、読んでいる人は読んでいるはずだと思うんですが。
アサミ:多分、ああいうミニ小説的なものって、ユーザー側の「読みたい」という意思とそこから「読みにいくために行動する」という2段階が必要で、意外とこの2点のハードルを超えるのが難しい気がします。
あと、単純に導線の問題もあると思うんですよね。それこそ「3と9」が青の封印石から出るエピソードならば読んでいる、という人も普通にいると思います。今回の「3と9」は本当に読んでいないとスウィンとナーディアへの理解度が段違いなので、読まないでプレイしてしまうともったいないです。
TOKEN:ゲームって、みんながみんな、コンテンツへの理解度が同じなわけでもないですしね。
アサミ:みんながみんな熱狂的なファンで、コンテンツの隅々を舐めるように見るのであれば、多分苦労しないですよね(笑)。読んでいない人は今から公式サイトでもゲームのEXTRAでもいいので、読みにいってほしいですね。
TOKEN:ルーファスルートのあの4人は、もう一回出てきてほしいなぁ。ただ、綺麗に終わっているので、悩ましいんですが(笑)。
アサミ:私は! 最高の推しなので! 出てきていただかないと!(笑)
TOKEN:旅に出るという終わり方ですから、旅先で、とかいうのはありそうですけれどね。
アサミ:ルーファスは「閃の軌跡」からここまでで、もしかしたら既に描かれきったキャラクターなのかもしれませんが、私としてはやはり新生ルーファスの旅をもっと見たい……!
あと、スウィンとナーディア、ラピスも、掘り下げる余地自体はまだまだ残っていると思いますし。
TOKEN:盟主は……メインにもっとバンバン出てくると思っていたんですが、出てこなかったですね。
アサミ:それは思いました(笑)。パッケージイラストからも、今回はもっと盟主を中心に動くと思っていたのはあります。
TOKEN:だから、クロスベルがああいう形でまた奪われる展開が予想できなかった、というのもあるんだよなぁ。
アサミ:ストーリー全体としては非常に満足していますけれど、盟主はもうちょっと見たかったですね……。
なぜか締めくくりは「閃の軌跡」の話に
TOKEN:正直、「創の軌跡」が終わったあと、アサミさんがこんなに猛烈な勢いで「閃の軌跡」をやり始めるとは思ってもいなかったので、少しだけ「閃の軌跡」の話も。アサミさん、「閃の軌跡I」で「ここで終わると思っていなかった」っていう感想を話していて、「本当に何も情報見ないでプレイしているんだな」と思って(笑)。
アサミ:見ていないですよ! 先程も言いました通り、「創の軌跡」でのあらすじも読んでいませんし。
それこそこのゲーム、4月の入学式からスタートするので、てっきり某有名RPGのように3月までの学園生活を送るんだと思って、「これだけプレイしてもまだ8月か……先は長いな……」とか思いながら、ちまちま進めていたんですよね。で、9月の章終わりでセーブしてそこでプレイを終わっておいたんですが、次に起動したらセーブデータに「終章」って書かれていて「は?」ってなりましたからね! セーブデータにネタバレされるっていう、なかなかない体験をさせてもらいました。
しかも終わり方も「えー、ここで終わるの、マジでー!」ってリアルに叫びましたから(笑)。
TOKEN:(笑)。あの後から内戦のほうに話がいっちゃうんで、学園生活はあそこでおしまいなんですよね。
アサミ:確かに、あのまま普通にしれっとみんな学園に戻ってこられて11月になっても、なんとも言えない気持ちになります。
TOKEN:でしょう(笑)。
アサミ:「創の軌跡」から戻るパターンだと、もっとネタバレパラダイスになるのかな、と思っていたんですけれど、意外とそうでもなくて。
確かに「創の軌跡」で知ったことや、「閃の軌跡」の大筋の話……主にオズボーンが倒されたという辺りの話は知っていますが、逆に言うとそれ以外はあまり知らないので、知らないところは普通に初見の気持ちでプレイしています。
「創の軌跡」でなんとなく見ていただけのエマとか、ぶっちゃけ「閃の軌跡I」だけでは未だによくわかっていません。青の封印石にエマの話があったりして、見てはいるんですけれど、結局知らないキャラたちがわーわーしていても記憶に残らないんですよね。でもそれが逆にいい感じに「閃の軌跡」を楽しめる要因になってくれています。
とりあえずエマは結局何者なんだ! 早く「閃の軌跡II」やりたいです……。(目の前に他のゲームと原稿が山積み)
TOKEN:「創の軌跡」の二周目をプレイするならば、多分「閃の軌跡IV」まで終わってからのほうが楽しめると思いますよ。
アサミ:ルーファスに会いに、「創の軌跡」の2周目をやりたいんですけれど、そう思って我慢しています……。2周目やれるの1年後とかになっても、「閃の軌跡IV」までやり遂げてから「創の軌跡」をやり直したいです。多分色んなところで全然違う気持ちになれると思うので。
TOKEN:「閃の軌跡I」の段階でのルーファスは、どう見えていますか?
アサミ:そこについては、やはりネタバレを知っている前提で見ているので、あの笑顔の裏側に色々あるんだろうなぁ、とは思っています。それこそ結局ルーファスはもう貴族派ではないことは知ってしまっているので、尚更ですね。
ルーファスが「閃の軌跡」ファンからのヘイト値が高い、というのは解っていつつも、まだそこまでヘイトを集める理由は理解しきれていないです。
TOKEN:「閃の軌跡I」では、彼はまだ本性を出していないですからね。でも彼の一番の秘密自体はもう「創の軌跡」でわかってしまっているので、アサミさんのプレイ視点は、僕とは全然違うんだろうなぁ(笑)。
アサミ:彼が“子供たち”のひとりであることは、知っていますからね……(笑)。
ただ、実習でルーレに行った時にリィンたちが見た、ルーファスとクレアの会話とかは、演技にしてはやけに真に迫っているという感じだったので、確かにルーファスが“子供たち”であることは知っていても、まだまだ色々何かあるのだろうなぁ、と思います。
そういえば「閃の軌跡」のヒロインはアリサだとずっと思っていたんですけれど、実際にプレイしてみたらなんだか違うような……。
TOKEN:あー……「創の軌跡」の最初で、誰と絆を結んだか選べるじゃないですか。ああいう感じで、「閃の軌跡」はある意味でヒロインを自由に選べる感じで、そして絆を結んだキャラクターとのキャラクターエンド的なものがあるんですよ。なので、ヒロインという定義がちょっと難しいんですよね。
確かにパッケージとかでは、それっぽい位置にアリサがいるんですけれど、シリーズを通してのヒロインというのはそもそもいない感じですね。そこらへんについては、プレイヤーの好み次第で幅を持たせているというか。
アサミ:「閃の軌跡I」が終わった時点で「思っていたよりヒロインという枠でもないな」と思ったので、大体合点がいきました。「零の軌跡」や「碧の軌跡」でのエリィやティオもそんな感じだったので、更に人数を増やして好みで選んでもらう、という感じなんですね。
そうそう、あとアッシュは「創の軌跡」の青の封印石で見れるエピソードがちょっと謎で……「閃の軌跡」をやっていれば当たり前に知っているエピソードの掘り下げなのか、わからなかったんですよね。
TOKEN:僕、まだ青の封印石のエピソードを見ていないからなんともですが、アッシュはそれこそ結構過去を背負っているキャラクターなので、多分「閃の軌跡」の時点で判明していることなのではないかと思います。アッシュの正体って、「軌跡」シリーズを全部やっていると「マジか!」というようなところなので。
ちなみにアッシュは「閃の軌跡III」で最初に出てきた時は、今よりもさらにやんちゃというか、結構毒々しいキャラクターで、「創の軌跡」では大分毒が抜けていますね。
アサミ:あれで毒が抜けているのか(笑)。
TOKEN:僕も早く青の封印石のエピソードを見なければ……。先日更にいくつか追加されたんでしたっけ。
アサミ:そうですね、恐らく次のシリーズにつながるであろうエピソードも追加されていますよ。
TOKEN:「閃の軌跡」は話が広がりすぎてしまって、どうしても描き切れていない部分があったので、青の封印石のエピソードはそういうところを補完してくれそうですね。
アサミ:ちなみに私「閃の軌跡」はまだ途中なのに、先日追加されたリィンのエピソードは泣きましたよ。
TOKEN:そうなんだ。(※公式サイトを見て)「想い出の眼差しは熱く」っていうやつですかね。
アサミ:そうです、リィンというよりかは、どちらかというとオズボーンの話なんですけれど。
TOKEN:ああ……ある意味で「閃の軌跡」の最大のネタバレでもありますけれど(笑)。
アサミ:それはちょっと感じました(笑)。これでオズボーンの行動原理が全部わかってしまったので……でもオズボーン自体は昔から知っているキャラクターですし、「閃の軌跡」を終える前に知ってしまったな、というのはありますけれど、良いお話でした。
TOKEN:結局は究極の親バカだったという……(笑)。
アサミ:そうですねぇ、私はそこについては知らなかったので、ちょっと意外でした。「閃の軌跡」の中で知ったほうが良かったのかもしれないですけれど、良いお話だったので「まぁ、いっか!」くらいで。
TOKEN:今回は、新規の物語としても、ファンディスク的な立ち位置としても面白くて、こういう作品はなかなかなかったと思います。この先どう落とし込んでいくのかはともかく、一度色んなことに整理がつけられたかなと。
自分がやりたかったゲームってこういう作品だよな、って。僕はこういう満足度の高いRPGを年に1本できれば結構それで満ち足りてしまうので(笑)。
アサミ:私はこのレベルの作品を年に5本くらいやりたいんですけれど、今年は比較的他のタイトルも豊作なので、おかげさまでその欲は満たせそうですね。今年出たタイトルではありませんけれど、「閃の軌跡」の残りもありますし(笑)。
それにしても私が「閃の軌跡」を後追いで始めたことで、だいぶ脱線しているのもありますけれど、語り足りない……。
TOKEN:話し足りないんですよね……。というか、これでもヤバいネタバレの部分には触れていないですからね(笑)。
アサミ:本当はもうちょっとラストまで完全ネタバレありくらいのところまで話をしたいところですが、これからプレイしてみようという方もまだまだいると思うので……。繰り返しますが、抜けている「軌跡」シリーズの穴埋めをしたくなるような、素晴らしいゲームでしたので、ぜひまだプレイしていない方にも遊んでほしいです。
TOKEN:「零」「碧」が抜けている人にはそちらをプレイしてもらったり、アサミさんのように「閃」をやってもらったり……全部のことが解ってからこの作品をプレイすると、また違う魅力を感じられる作品なのではないかと思います。
アサミ:それでは長時間、ありがとうございました。
TOKEN:お疲れ様でした!
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