声優の三宅麻理恵さんが気になるゲームを実際にプレイして紹介する「マリエッティのゲーム探訪」。第8回は「ジャパン アミューズメント エキスポ 2017」のビジネスデイにお邪魔してきました。

2017年も気が付けば結構な日数が経っておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか? 三宅麻理恵です。
昨年はこの連載が始まり、取り上げたゲームについてインタビューをさせていただいたり、PS VRを一足お先に体験させていただきその様子を公開してみたり、ゲームを作って期間限定で配布させていただいたりと、ゲームソフトを紹介するだけにとどまらず沢山の試みをさせていただきました。そんな挑戦ができたのも、ひとえに快諾してくださいましたメーカー様、スタッフ様、Gamer様、そしてこのページを見てくださる皆々様のおかげです。ありがとうございます!! 今年も色々な所を探訪して行きますのでどうぞお楽しみに。
さて、今回は先日2月10~12日に幕張メッセ国際展示場で開催されました、「ジャパン アミューズメント エキスポ 2017」をご紹介させていただきます。ビジネスデイの10日にお邪魔させていただき、体感したことをみなさまにお伝えいたします。
そもそも「ジャパン アミューズメント エキスポ 2017」とは、2012年まで開催されていたアミューズメントマシンショーとAOUアミューズメントエキスポを統合し、2013年から始まった催しになります。ゲームセンターや遊園施設で楽しめるゲームマシンや遊具の最新機種が楽しめるだけでなく、プライズゲーム向けの景品の展示やゲームセンターで見かける両替機などの機器が展示されていたりと、アーケードゲームのみの展示会だと思っていた私には驚きのイベントでした。一部ではありますが、そんなおもちゃ箱のような「ジャパン アミューズメント エキスポ 2017(JAEPO)」の雰囲気をお伝えできればと思います。
進撃の巨人 TEAM BATTLE
「進撃の巨人 TEAM BATTLE」は、アニメ「進撃の巨人」の兵士たちのよに、さっそうと立体機動装置で街を駆け回る爽快感、自由度をゲームで体験できることを目指したアーケードゲーム。
移動したい先を狙って移動したり、攻撃したい先を狙って攻撃したりと、直感的かつ自由にプレイできるアクションゲームだ。
アニメやコミック等で人気の「進撃の巨人」のアーケードゲームということで、以前から個人的に気になっていた作品でした。作品に登場する超硬質ブレードを使って立体機動し屋根を伝っていく爽快感は実際に遊んでみると想像以上でした。巨人への攻撃は、ダメージを与えやすい箇所にターゲットマークが現れて、一撃では倒せなくとも少しずつ弱点を攻撃して討伐もできます。
普段あまりゲームをプレイされない方でも操作が簡単で体感して遊べる筐体なので、「進撃の巨人」のファンの方も、圧倒的不利な状況を自分の力で覆せるカタルシスを味わいたい方にも楽しめる作品だと思います。今回は1人プレイだったのですが、4人での協力プレイにも期待が高まりますね。
ロード オブ ヴァーミリオンIV
「ロード オブ ヴァーミリオン IV」は、アーケードゲーム「ロード オブ ヴァーミリオン」シリーズの最新作。今作ではこれまでのファンタジー世界から現代へと舞台が移行、登場人物も一新している。
新たなゲームシステム「武装」「血晶武装」「アルティメットレイド」、また新パラメータとして「PSY(サイ)」が追加。さらに、全国対戦には「タッグマッチングシステム」が導入される。
今年で9年目を迎えるシリーズアーケードゲーム最新作ということで、今までのダークファンタジーに加えて現代を舞台とした世界観で展開する作品になっていました。
現在稼働中のRe:3からどのように変化するのかが個人的に気になるポイントだったのですが、システムを一度整理し、新たな「PSY」というパラメータを導入してゲームが難しそうだと思われる方にもとっつきやすくなっていました。ゲーム画面や基本的なシステムはRe:3から大きく変化は無いように感じましたが、使い魔にアビリティを付与して、より自分だけの戦略や能力値が生まれてゆきそうな気がします。
今までのシリーズをプレイしたことがある方は、今回使用できるデッキに組み込まれていたカードのロロのように、使い魔たちが現代に現れて何が起こるのかも期待のポイントではないでしょうか。今夏稼働予定なので楽しみですね!
マジシャンズデッド
「マジシャンズデッド」は、「魔法使い」と「超能力者」、異なる力を持ったキャラクターたちがチームに分かれて戦うオンラインマルチ対戦型のアクションゲーム。本作では魔法と超能力をより直感的かつ現実的に操れるよう、非接触型モーションセンサーを用いた体感的インターフェースが搭載されている。
プレイヤーはゲーム画面に向かって手を突き出すと、実際に魔法や超能力がゲーム内で放たれる。見た目だけではなく真に「魔法使い」や「超能力者」になれる対戦ゲームだ。
2016年12月より稼働しているアーケードゲーム。JAEPOでは新キャラクターのミセル・ピユラスを一足お先に使用させていただきました。こちらの筐体、非接触型モーションセンサーを用いた新しい対戦アクションゲームになっていて、手をゲーム画面に向けて突き出すと、キャラクターが同様の動きで超能力や魔法を使用できます。
マッチング待機中もゲーム画面の前で手を移動させているとミセル君もその方向に顔を向けてくれて愛らしいです。モーションセンサーだからこそ行えるコミュニケーションですね。
ミセル君は召喚魔法が使えるという事で魔方陣を呼び出し、浮かび上がった番号の順番をなぞって発動させていきます。3人VS3人の対人戦ゲームなので、敵に攻撃される前に手早く正確に魔法を発動させられるかの緊張感もあって、発動できたときの喜びは天井知らず。
派手なエフェクトでドラゴンが現れ大ダメージを与えられるので、ミセル君お薦めです。ステージに転がるアイテムをつかんで投げたり、指を折り曲げて魔法や超能力などをぜひ使いこなしてください。些細な動きも感知してくれるモーションセンサーを通じて、「マジシャンズデッド」だからこそ感じられるキャラクターとの一体感を感じてみてくださいね。
そのほかの気になったブース、展示内容
JAEPOの面白いところの一つとして、ゲームセンターやアーケードゲームに関わる周辺機器を販売しているところを挙げさせていただきます。格闘ゲームでお世話になる押しボタンやレバーボールなどを実際に購入できるので、コレクションとして集めたり、家庭用のジョイスティックなどを自分好みにカスタマイズが可能です。ゲームセンターでよく見かけるシールも販売されていて、自宅をゲームセンターのように彩ってみるのも面白そうですね。
エアーホッケーと言えば、アミューズメント施設で一度はみなさまが遊んだことがあるのではないでしょうか。最新のエアーホッケーとはどのようなものなのか、エンハートさんのブースにあった「BIG WAVE」を体験させていただきました。両端が湾曲しているので、フィールドをどのように使って点数を獲得していくか戦略性が高いものになっていました。電飾の色が変化したりと見ていて飽きない最先端エアーホッケーでした。
VR技術を使った作品が多く見受けられる中、大きな可能性を感じられて印象に残ったのが「UNIS VR Omni Arena」でした。実際に走る、歩くなど歩行ができるVR筐体ということで、移動の制限のないVR作品がこれから生まれてくるのでしょう。今後も個人的に注目していきたいと思いました。
今回ご紹介させていただいたのはまだまだほんの一部で、昨年行われていた「VR ZONE Project I Can」 のVR体験ができたり、新型プリントシール機が体験できたり、様々な展示物が体験できるイベントでした。懐かしいものから見たことのない夢のような作品まで、〔アミューズメント=楽しみ〕というキーワードでどんなものに出会えるか予想のつかないJAEPO。今後も注目していただきたいと思います。
三宅麻理恵さんプロフィール

生年月日:1985年6月7日
出身:大阪府
趣味:読書・落語・ゲーム
主な出演作品:「輪るピングドラム」萩野目苹果 役、「銀の匙」御影アキ 役、「緋色の欠片」春日珠紀 役、「アイドルマスターシンデレラガールズ」安部菜々 役
(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
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(C) 2007-2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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(C)2015-2017 EXIGE GAMES Sdn.Bhd. All rights reserved.
※画面は開発中のものです。
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