まさに”ハイスピード推理アクション”!「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE~さよなら絶望学園~」のゲネプロの様子をお届け

発表会・イベント取材
0コメント アサミリナ

2015年12月3日より舞台「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE~さよなら絶望学園~」の公演が、東京都のZeppブルーシアター六本木にて行われる。それに先立ち、12月2日に関係者向けの公開ゲネプロが実施されたので、その模様をお届けしよう。

使用している写真や記事の内容にはストーリーや演出の重要なネタバレは一切ないので、これから観劇の予定があるファンも安心してほしい。また、弐大猫丸役のくっきーさんはゲネプロ欠席のため、アンダースタディによる代演となっていることを、予めご了承いただきたい。

左からいしだ壱成さん、松崎史也さん、山田菜々さん、横浜流星さん、鈴木拡樹さん、神田沙也加さん

公演前には主演で座長の横浜流星さんや、演出の松崎史也氏らが、今回の公演への意気込みを語ってくれた。

横浜流星さん:日向創役の横浜流星です。まずはダンガンロンパ5周年という記念の年に、舞台という形で関われることをとても嬉しく思っています。ひとりひとりがキャラクターを愛し、キャスト、スタッフ一同力を合わせて頑張ってきました。やるべきことはやってきたと思うので、あとは本番にどれだけ力を発揮できるかだと思います。本当にこの作品に携わっている方々、そしてお越しいただくお客様に感謝をし、「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE」の世界観と感動をお届けできるように頑張ります。

山田菜々さん:七海千秋役の山田菜々です。いよいよ舞台の本番が始まるということでとても緊張しています。お稽古中も楽しくやらせていただきましたが、それと共に改めてダンガンロンパという作品の凄さを感じました。なので私たちが楽しいと感じる部分を皆さんにも楽しんでもらえるような、そんな舞台にしたいです。緊張していますが、皆さん楽しんでください。よろしくお願いします。

いしだ壱成さん:左右田和一役のいしだ壱成です。私は今回最年長になるのですが、若いキャストさんたちも心の底からこの作品を楽しんで練り上げていく、本当にいいチームだと思っています。原作のキャラクターをみんなが愛し、そこに各自のエッセンスを乗せていき、さらにキャスト同士でアイデアを出し合っていまして、最年長の僕がどうこう口を出す前にみんなが自発的にキャラクター像を作り上げていった感じです。

僕はそれを見守るというか、飛び込むような感じでやらせてもらいました。いろんなパワーをもらいましたし、これだけいい魂が集まることはなかなかないんじゃないかと僕個人的には思っていますので、どうぞご期待ください。

鈴木拡樹さん:狛枝凪斗役の鈴木拡樹です。今まで稽古をしてきましたが、このゲネプロで完成といえるんだと思います。本当にお互い切磋琢磨してきまして、仲の良いメンバーになりました。それ故のお互いへの信頼感がうまくのって舞台で皆さまにお届けできたら、と思っています。最高のステージにご期待ください。

先程ゲームやアニメの発表もありましたが、「ダンガンロンパ THE STAGE」シリーズもダンガンロンパのひとつのコンテンツで、こちらは生の人間がお届けできる魅力というものを売りにしておりますので、ファンの皆さまに受け入れてもらえるように頑張りたいと思います。

神田沙也加さん:今回は映像出演と、あと「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE」の主題歌を私のバンドの「TRUSTRICK」でやらせていただきました。前作の「ダンガンロンパ THE STAGE」の時も初めての試みばかりで、制作のみなさんとも相談しながら作られていったことを昨日のことのように覚えています。

今回私はバックステージから皆さんの演技を見ていましたが、安心して見ていられると思います。私は今回、映像出演なので正面から皆さんのステージを見ることができることがすごくうれしいです。

また今回テーマ曲でも参加させていただきましたが、舞台の最後に流れる締めくくりの大切な一つのパーツです。なので舞台のみんなに「おつかれさまー!」とロックで迎えられるような曲にしたいと思いまして、皆さんの背中に寄り添うようなつもりで書きました。明日から公演が始まりますが、皆さん絶対に楽しめる内容になっていると思いますので、乞うご期待ということでよろしくお願いいたします。

松崎史也氏:演出と脚本の松崎です。こういう期待感に改めて気が引き締まっております。ですが、仕上がりについては先程も壱成さんが述べていた通りです。壱成さんは年上の立場からずっとみんなをまとめてくれていたり、また、今ここにはいないキャストのみんなもこの作品に全力を注いでくれました。あとはもう見ていただくだけだと思います。中身に関しては、ハイスピード推理アクションと舞台でやるならこういうことでしょ!というのをみんなで考えて、動いて、作ってきました。楽しんで見ていってください。

大山のぶ代さんに今回舞台のために新しくモノクマの声を入れていただいたのは、本当に光栄なことだと思っています。大山さんはとてもお元気で、そしてキュートで、あのお声でモノクマを演じていただいたことが、この舞台の最大の推進力になっていると思います。そこも期待していてください。

ストーリー

南の島で、“サイコトロピカル”な“コロシアイ”!!

「超高校級」と称される卓越した才能を持つ現役高校生だけが入学を許される国家公認の私立校「希望ヶ峰学園」。主人公・日向創は、強い憧れだった希望ヶ峰学園に念願の入学を果たした。

入学式の日、日向が目を覚ますとそこには「扉」があり、扉を開けた先の教室には日向と同じ学園の新入生達が集っていた。しかし、程なく生徒達は教室に閉じ込められてしまっていることを悟り困惑する。そこに突如現れたのは謎のキャラクター「ウサミ」。引率役を名乗るウサミは唐突に修学旅行の開催を告げる。

教室の外壁が外れるとそこは南国のリゾート地「ジャバウォック島」だった。驚きのあまり海岸に倒れてしまった日向は同じく新入生の狛枝凪斗に起こされる。その際、自分の持つ「超高校級の才能」を含む過去に関する記憶が思い出せなくなっていることに気付いた…。

ウサミの話では「他の生徒たちと仲良くして希望のカケラを集める」ことが目的の平和な修学旅行だったのだが、日向達が思い思いに島を探索していたとき、突如として謎のぬいぐるみ・モノクマが襲来する。生徒たちを守ろうとしたウサミはモノクマに敗北し、大事な杖を破壊され、モノミに改造されてしまう。

呆気にとられる生徒達に、モノクマは「島から脱出するためには他の生徒を殺さなければならない」という「コロシアイ修学旅行」の開催を宣言。「修学旅行のしおり」に新たなルールを書き加えた上、日向達生徒全員が「何者かによってここ数年間の記憶を奪われている」という事実を突きつける。

唐突な事態の連続に戸惑う日向達だったが、自らリーダーを名乗り出た超高校級の御曹司・十神白夜の提案によりオールナイトパーティを執り行うことになる。だが、それがすべての悲劇の始まりであった…。

これぞ、まさに”ハイスピード推理アクション”!

実際の舞台の内容についてはネタバレ厳禁のためにほぼ触れられないのだが、大山のぶよさんによる録り下ろしボイスから舞台はスタートする。

その時のモノクマの「わくわくどっきどきのステージになるよ」というセリフが、まさにこのステージのすべてを表していると言って過言ではないだろう。

モノミ(ウサミ)やモノクマは、ステージ上のスクリーンに登場する

学級裁判のシーンなどはネタバレになるため写真を掲載することはできないが、前回の「ダンガンロンパ THE STAGE」とはまた違った演出がされており、原作から省ける要素を上手く省いた、”ハイスピード推理アクション”の名に負けない内容となっている。

どうしても舞台という特性上、動きが少なくなりがちに思えそうな学級裁判のシーンを「こう動かすことで、ゲーム内のスピード感や躍動感を出すのか」と驚くような演出になっているので、実際に見に行く予定のファンは期待していてほしい。

また、スクリーンの使われ方はモノミやモノクマの登場だけではない。学級裁判などのシーンでキャストの細かい表情を見たいようなシーンでは、キャストをアップにして映す、といったような使われ方をしている。これは後方の席でも楽しめる、良い配慮だ。

なお今作も、場面転換などさまざまなシーンでモノクマダンサーズが登場する。そのキュートなダンスや動きに目が釘付けになるだろう。普通ならば暗転ですませるようなシーンもモノクマダンサーズの存在によって、見ている人を飽きさせない工夫がされている。今回初めて「ダンガンロンパ THE STAGE」に触れる人も、前作を見ている人も、いちいち可愛いモノクマダンサーズの虜になること請け合いだ。

アホ毛まで完璧!原作ファン歓喜の再現度

前回の「ダンガンロンパ THE STAGE」同様、キャラクターの再現度については文句なしの出来となっている。シリーズのキャラクターデザインを手掛ける小松崎類氏の独特な画風を見事に再現し、また特に氏のデザインで特徴的な髪型についても“アホ毛”などの細かい部分まで再現されている。

登場人物の多い作品だけに原作を知らないと不安に感じる人もいるかもしれないが、各キャラクターがとても個性豊かなため、一人ひとりの名前を覚えることができなくてもその存在感を感じ取ることができる。キャストのファンで原作を知らない、というような人でも安心して見に行ってほしい。もちろん原作ファンならば、満足度100%なのは間違いない。

あのシーンはどうなるの!?気になる部分はぜひ実際に会場でチェック

舞台という制約がある以上、どうしても簡略化されている部分もあるが、ストーリーはかなりゲームに忠実だ。

既に原作をプレイ済みで訪れるファンたちにしてみると「あのシーンはどうなるのだろう」と思う部分も多々あると思うが、実際にゲームをプレイ済みの筆者が見ていても違和感を覚えるようなシーンはなかった。

ネタバレのためここには書けないような演出もまだ山のようにあるので、ぜひ実際に会場に足を運んで自分の目で確認してほしい。

また今作の「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE~さよなら絶望学園~」でも、ファンに大好評な高田雅史氏の原作音楽がふんだんに使用されている。ストーリーを盛り上げるのに一役どころか二役も三役も担っているダンガンロンパの音楽を、ぜひ舞台でも堪能しよう。

ゲームの中のダンガンロンパの世界は、とても”非日常的”だ。だが、舞台という2.5次元化によって、それはとても”日常的”なものとして感じられるはずだ。

「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE~さよなら絶望学園~」公式サイト
http://cornflakes.jp/dangan/

作品概要

公演

「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE~さよなら絶望学園~」2015年12月3日(木)~12月13日(日)/Zeppブルーシアター六本木

キャスト

横浜流星/山田菜々/井上正大/須藤茉麻/ジェイミー夏樹/高橋ユウ/椎名鯛造※Wキャスト/伊崎龍次郎※Wキャスト/伊波杏樹/水越朝弓/濱頭優/西洋亮/蜂谷晏海※Wキャスト/千倉里菜※Wキャスト/TEAM近藤※Wキャスト/二梃木周平(ヒマワリ)※Wキャスト/くっきー(野性爆弾)/いしだ壱成/鈴木拡樹/大山のぶ代(声の出演)/貴家堂子(声の出演)/神田沙也加(特別映像出演)

チケット料金

プレミアム陪審員席:12,000円/特別傍聴席:9,500円/S席:7,500円(税込・全席指定)

スタッフ

原作:スパイク・チュンソフト
演出:松崎史也
脚本:堀江慶・松崎史也
シナリオ監修:小高和剛(スパイク・チュンソフト)
音楽:高田雅史(サウンドプレステージ)

※画面は開発中のものです。

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