β版先行プレイがスタート!懐かしいけど新しい!?新感覚スマートフォン向けRPG「ぐるりんクエスト」を体験してみた

発表会・イベント取材
0コメント 米澤崇史

gloopsが本日12月18日よりβ版先行プレイを開始するiOS/Android用アプリ「ぐるりんクエスト」。12月17日に開催されたメディア向け体験会の模様をお届けする。

gloopsより発表された、スマートフォン向けRPG「ぐるりんクエスト」。「2.5DぐるぐるRPG」という、これまで聞いたことのないジャンルが特徴の、昔ながらの2Dスクロールと3Dを融合したユニークなRPGだ。

本日より開始される本β版先行プレイについて、当初募集予定の1,000名を大きく上回る登録数があったため、先行プレイヤーの募集人数が5,000名に増員されている。増員分に当選したプレイヤーには、運営事務局より案内メールが届いているそうなのでチェックしよう。

ここでは、本日のβ版先行プレイに先駆けてメディアを対象とした体験会が行われた。その模様をお届けしていこう。

さまざまなゲームからリスペクトを得て、新しいジャンルが誕生

体験会では、まず本作の開発ディレクターである坂本真氏が登壇し、ゲームの概要を説明した。

本作の企画が動き始めたのは2013年8月頃。既にソーシャルゲーム市場がレッドオーシャンとなっていたなか「似たようなものを作っても仕方ない」と、既存の作品の先を目指す形で本作の開発がスタートした。

すでに当時トレンドとなりつつあった「RPG」や「パズル」といったジャンルを分析した結果「トリックアートという題材」、「コンシューマーでは人気が高いがモバイルではまだ成立していないアクションでの挑戦」、そして「王道ファンタジーの世界観」という3点に重きを置いた、「2.5DぐるぐるRPG」という本作のジャンルを考えついたのだそうだ。坂本ディレクター自身ゲームが大好きで、スマートフォンはもちろん、これまでユーザーとして楽しんでいたコンシューマー向けのタイトルなどから得られた面白さの経験が、本作の発想の原動力になっているのだと語ってくれた。

坂本真ディレクター

そんなさまざまな作品のリスペクトも込められた本作の特徴として挙げられるのは、ステージ中いつでもカメラを動かすことができる「ぐるりんシステム」、アイテムを探して迷宮に潜りモンスターと戦う「ハック&スラッシュバトル」、異なる文明が交錯する「マルチワールド」の3つ。ぐるりんシステムがもたらす発見と攻略、モンスターとの位置関係を変えてバトルを有利に進める奥深さ、世界にちりばめられた謎などが見所になってくるという。

ゲームの主な流れは多くのプレイヤーに馴染みの深い、クエストをこなして武具と獲得、強化してさらに難易度の高いクエストに挑むというもので、さらに本作ならではの要素として、フレンドや他のプレイヤーと武器を貸し借りすることができる。クエスト中はいつでも武器の切り替えが可能で、自分の手持ちと仲間の強力な武器を状況に合わせて交互に使い分けることが可能だ。武器はダンジョンでのドロップの他にも召喚という形のガチャによって入手でき、他プレイヤーが自分の武器を借りることで武器召喚に使うことのできるポイントを貰うことができるようになっているという。

プレゼンではこれらの他にもゲームの基本的な流れや要素も紹介されたのだが、今回はβ版を一足先に体験した筆者のレポートという形でお送りしよう。

実際にプレイしたインプレッションもお届け!

インストールを終えると、最初にプレイヤーの分身となる3種類のアバター(斬タイプのトゥルー、突タイプのエリス、打タイプのティコ)の中から1人を選ぶことになり、筆者は迷わずツンデレ委員長キャラというツボにドストライクなエリスを選択。

王道熱血主人公タイプなトゥルーと、好奇心旺盛なティコも捨てがたい……と思われるかもしれないが、実は選択しなったキャラも最初のクエストをクリアすればすぐにギフトとして全員を入手できる。

この選択は最初のクエストを誰でプレイするか程度のものなので、気軽に選んで問題ない。アバターはホーム画面で自由に変更可能なので、自分に一番合う武器やステージに合うキャラクターを選択するということもできる。ただしアバター自身も経験値を得て成長していくので、最初の頃はメインのキャラクターをある程度絞って一気に成長させるのがよさそうだ。ストーリーの軸はメインの3人で変わらないそうだが、操作可能なアバターは他のキャラクターの追加も検討しているという。人気が出たキャラクターなどは優先してアバター化される可能性もあるそうなので、「このキャラクターを操作してみたい!」と思ったら声を届ければ可能性は十分にあるかもしれない。

物語はまだ迷宮探索が可能になる冒険者の資格をもたない3人の主人公達が迷宮に忍び込もうとするところからスタート。迷宮に潜りたくてたまらないトゥルーとティコの2人に対し、なんだかんだと文句をいいながら世話焼きなエリスも付き合ってついていくことに。近くで探索に必要な真実のコンパスを偶然にも拾い迷宮の入口へ。世話係でもある妖精ルッテの案内で迷宮の探索を開始することになる……という導入で物語は始まる。ゲーム中ではクエストをクリアするとさまざまなキャラクターによるコメディ色のやや強いのほのぼのとしたストーリーが展開されていく。

この時の会話はフリックで遡れるようになっている

冒険の拠点となる街からクエストを選択し、武器を借りるフレンドを選択すればステージがスタートし、ゲーマーには親しみやすい昔ながらの2D横スクロールアクションのような画面へと切り変わる。キャラクターの操作は左下に表示される疑似スティックによって行い、右側にある武器のアイコンで攻撃、その上下に存在している武器のアイコンをドラッグするという直感的な操作で、いつでも自由に武器が交換できるのがポイントだ。

また青い盾のアイコンを押している間はガードが発動し、受けるダメージを減らすことができるが、敵の攻撃にあわせてタイミングよくガードを行うとパーフェクトガードと呼ばれる状態が発生。その攻撃を完全に無効化できるという、プレイヤースキルを問われるアクション性の高いテクニックも存在している。

画面を進めていくとやがて足場がなくなり行き止まりになってしまうのだが、そんな時は画面を左右のどちらかにフリックしよう。するとぐるりとステージが90度回転し、新しい異なる角度の足場が組み合わさり、次のエリアに続く扉に繋がる新たな道が見えるようになる。このフリックでの回転を利用することで、さまざまなステージギミックを解き明かすことができるというわけだ。ステージを回転させて次々と新しい道を発見していく操作は、非常に直感的で心地良く、ストレスなくゲームをプレイすることができた。

次のエリアに進むのに必要になるアイテムだが、
この向きでは取得できない
ステージを回転させれば、向きがバッチリ!
一見行き止まりのように見える場所でも…… 木の裏側には、上の足場に続くツタが!

ステージの途中では、障害となる強力なボスモンスターが出現することも。そんな時は攻撃ボタンを長押しすることで使用できる必殺ワザの出番だ。長押しを始めると操作するアバターの下にゲージが表示され、最大に達した所でボタンを離せば、超強力な一撃を放つことができる。

ただしこの溜めている間は完全に無防備な状態となり、ダメージを受けると溜めも途中で解除されてしまう。敵の攻撃をガードして隙ができた瞬間や、リーチの長さを活かして相手の攻撃があたらないギリギリの距離で溜めるなど発動方法を工夫する必要があるだろう。

これまでに解説してきたようにアクション要素が豊富な本作だが、意外にも操作方法の中にジャンプボタンはなく、左右に移動していると自動でジャンプを行ってくれる。そのため穴に落下して即ゲームオーバーといった、シビアな操作が要求されることはそれほどなく、ギミックの謎解きに集中でき、アクションが苦手なユーザーでも気軽に楽しむことが可能だ。

逆に謎解き的な要素が苦手で、マップを何度も回転させていく内に自分の位置が分からなくなり、どう進めばいいのか分からなくなりがちという人には、画面の中央下にある一時停止ボタンからマップの全体像を見渡す機能が役立つ。クエストには本来制限時間が設定されているため普段はあまりステージを確認する余裕はないのだが、ポーズ画面からこの全体マップを見ている間は時間も止まるので、クエストがスタートしたらすぐに全体マップを呼び出し、どう進めばいいかを考えた上でステージを攻略するという方法も有効だ。

そうしてクエストをクリアすると様々なクリア報酬を獲得できるが、それぞれのクエストには「パーフェクトガードを2回行う」「HP20%以上でクリア」などの達成条件が3つずつ設定されており、それを満たすことで更なるボーナスを獲得できる。3つ全てを達成するとコンプボーナスとして武器召喚に使えるジェムなどを獲得できるので、可能な限り全ての条件を満たしながら進みたいところだ。

コンプリートしたクエストは選択画面で確認可能。全てのエリアのコンプリートを目指したい。

またプレイヤー、アバター、装備にはそれぞれにレベルが設定されており、召喚するだけではなく集めた素材を使い、装備を強化・進化させていく成長要素や、収集した武器を確認できる図鑑、設定された条件を満たすミッションなどのやりこみ要素が豊富に用意されているのも嬉しい。今回のβ版ではまだ実装されていないが、更に難易度の高いクエストに挑める「ハードモード」の実装も予定されているそうだ。

なお気になるリリース時期は2015年内。体験会では詳細な日程は発表されなかったが、坂本ディレクターによると「そう遠くないうちにお披露目できると思う」とのこと。

ハードモードだけではなく、さらに強力なボスや、プレイヤー同士がお互いのスコアを競い合う「アリーナ」、プレイヤー同士が一丸となってランダムダンジョンに潜ってエネミーと戦う、ゲーム内の目標になるような大規模イベントなどなど、まだまだ豊富な追加コンテンツも予定されている。詳細は不明だが、動画との相性の良いアクションゲームというジャンルということで、動画的なコンテンツについても検討しているそうなので、続報に期待しよう。

タイトルをリスペクトしつつ、「2Dぐるぐるバトル」という、スマートフォンでの新たなジャンルに挑戦した本作。古くからのゲームユーザーにとっては、昔ながらの懐かしさとこれまで見たことがない新鮮さが絶妙に融合した、まったく新しい次世代スマートフォン向けRPGとして仕上がっているので、本日より開始されるβ版先行プレイに参加し、その新しさを是非体験してみて欲しい。

※画面は開発中のものです。

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