【TGS 2014】レベッカ役の声優・小清水亜美さんも登場した「バイオハザード HDリマスター」のスペシャルステージをレポート

発表会・イベント取材
0コメント 仁志睦

9月20日、千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2014のカプコンブースにて、「バイオハザード HDリマスター」のスペシャルステージが行われた。人気声優の小清水亜美さんがゲストとして登場した本イベントの内容を紹介していこう。

カプコンの平林良章プロデューサー
カプコンの平林良章プロデューサー

「バイオハザード HDリマスター」は2002年にニンテンドーゲームキューブで発売されたリメイク版「バイオハザード」の映像や音楽を現在の技術で高品質化したものだ。発売時期はPS3版とXbox 360版が2014年11月27日、PS4版とXbox One版は2015年初頭に発売予定となっている。

今回のスペシャルステージにはプロデューサーを務める平林良章氏が登場。平林氏は「本作は発売された2002年当時から非常に評判が良く、現行世代機でも皆さまにプレイしてもらいたいと思ってリメイクしました。本当に細部までこだわって、ていねいに高品質化されたものになっています」と、本作の魅力を語った。

実機を使ったデモプレイも行われた。プレイされたのは凶暴な魔犬の群れに襲われて、謎の洋館に逃げ込んだところから始まるゲームの冒頭部分。主人公はクリス・レッドフィールドとジル・バレンタインのふたりで、どちらかを選ぶことができるが、今回はジルを使用してのプレイとなった。

食堂から通路を進み、初めてゾンビと遭遇する場面をはじめ、懐かしいシーンの数々がHD映像で展開。床の血だまりやろうそくの火のゆらめき、キャラクターの影の動きなど、いずれの映像も表現が非常に細やかで美しく、10年以上前の作品とは思えない臨場感を生み出していた。

この点について平林氏は「今作用にゼロから作り直したような形になっています。もちろん、原作のいい素材をよりきれいして使用している部分もありますが、よりよく見せられるものは新しく起こし直したりしています」とコメントするなど、かなり細かい手直しがされていることをうかがわせていた。

もちろん、ギミックの数々を使った謎解きも健在。足場を動かして館の地図を手に入れたり、アイテムを探して仕掛けを作動させたりしながら館の中を進んでいくことになる。扉を開けて先に進むときや曲がり角を曲がるときの緊張感は格別で、オリジナルのファンはもちろん、初めてプレイする人もたまらないことだろう。

ちなみに、今回のデモプレイでは16:9のワイド画面となっていたが、ニンテンドーゲームキューブで発売されたときの4:3画面に切り替えることも可能になっているとのこと。あえて、4:3の画面サイズにして、オリジナル版の雰囲気を再現してみるのも面白いのではないだろうか。

もうひとつの注目のポイントが日本語ボイスの追加。おなじみのクリス役の東地宏樹さんとジル役の湯屋敦子さんのほか、小清水亜美さん、中田譲治さん、屋良有作さんといった実力派声優陣の競演を楽しむことができる。

ここで、レベッカを演じる人気声優・小清水亜美さんがゲストとしてステージに登場。司会の質問に小清水さんと平林氏が答えるトーク形式でイベントが進められていった。

まず、レベッカ役に小清水さんを起用した理由について、平林氏は「小清水さんが演じられてきた可愛い役や凛とした役などを見て、演技の幅の広さを感じていました。今回のレベッカにはそうした演技の幅が必要だったので、ぜひにとお願いしました」と明かした。小清水さんも子供の頃にいとこと「バイオハザード」をプレイしたことがあったそうで、「思い出深い作品だったのですが、まさかこれだけ時間がたって、レベッカ役をやらせてもらえることになるとは思ってもいなかったのでうれしかったです」と笑顔で語った。

レベッカを演じた声優の小清水亜美さん(中央)
レベッカを演じた声優の小清水亜美さん(中央)

それだけにアフレコはかなり緊張したそうで、「自分も好きで昔から知っている役ですし、私もそうですが、皆さんも思い入れがあるでしょうから、そこにどれだけ沿えるんだろうというプレッシャーが大きかったです」と振り返った。

ただ、レベッカは演じがいのある役だったようで、「強い女の子ではあるんですけど、実際はまだ10代なんですよね。軍人として気持ちを強く持っている部分と年相応の表情が見えるところが演じる側からはデリケートだなと思えるところです」と彼女の内面を分析。「ですので、少女の部分が出る場面では、かわいらしく演じてみたり、逆にどっしりと構えてみたりとか、いろいろな表情を見せてくれるので、演じていて楽しかったですね」と語った。

演技の面では「絵がきれいで、キャラクターが細かい表情を見せてくれていたので、そこにマッチするように意識しました」とコメント。そんな小清水さんの演技について、平林氏は「だからハマったんでしょうね」と絶賛していた。

ちなみに、アフレコ時にはすでに収録がすんでいる声を聴きながら演技できたそうで、ウェスカー役の中田譲治さんの声を聴いて、「私の思うウェスカーの声で、すごくカッコよかったです!」と、演技中に感動してしまったことを告白していた。また、ファンにはおなじみの「月光」の曲をピアノで弾くシーンも強く印象に残っているとのことだ。

ここで小清水さん演じるレベッカが登場する場面を実機でプレイすることに。巨大な毒蛇にかまれた瀕死のリチャードを助けるためにクリスが血清を取りにいくシーンで、プレイの結果によってその後の展開が分岐する。

デモプレイを見ていた小清水さんは、ラジコン操作と呼ばれる当時の操作システムになかなか慣れず、ゾンビの群れに突っ込んでしまったりしたという思い出を披露。今回のHDリマスター版はアナログで直感的な操作ができるが、かつてのラジコン操作に切り替えることも可能になっているので、小清水さんは「そういうのも怖さのひとつになっていたので、ラジコン操作も体験してほしいですね」と力説していた。

なお、今回のプレイでは見事に血清を届けることに成功。何とかリチャードを助けることができた。このように場面場面でのプレイヤーの行動の結果によってストーリーが変わっていくのも本作の魅力のひとつとなっている。

最後に小清水さんと平林氏のファンへのメッセージを紹介しておこう。

小清水さん:昔、このゲームをやったことがある人はもちろん、今回を機に初めてプレイする方も遊びやすい仕様になっていると思いますので、ぜひとも触れていただけたらなと思います。そして、バイオシリーズは魅力的なタイトルがいっぱい出ているので、そちらにも繋がっていってくれたらと思います。

平林氏:原作の良かったところをしっかりと受け継いで、各要素を高品質にするべく鋭意制作しております。ぜひぜひ要チェックという形で、引き続き期待していただけたらと思います。

なお、ステージでは豪華特典の付いたコレクターズパッケージやイーカプコン限定の「LIMITED EDITION」、クリスとジルのBSAA版のコスチュームがもらえるキャンペーンやアパレルブランド「SANTASTIC!」とのコラボなどの情報も紹介された。これらの情報はすでに公開されているので、詳細はLIMITED EDITIONの記事こちらの記事などを参照してほしい。

※画面は開発中のものです。

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