アメリカ・ロサンゼルスのLAコンベンションセンターにて、6月10日(現地時間)より3日間に渡って開催された「E3 2014」。ここではSCEブースに出展されていた「The Order:1886」の試遊バージョンのプレイレポートをお届けする。
「The Order:1886」は2015年2月20日に全世界同時発売が予定されている、ビクトリア朝時代のロンドンを舞台にしたアクションアドベンチャー。人類を守る騎士団「オーダー」と凶悪な半人半獣のモンスターとの戦いを描くというもので、以前お伝えした開発者による実機デモプレイでは、闇に包まれた病院内で「ライカン」と呼ばれるモンスターと戦う、ホラーテイストの強い部分を見ることができた。
一方、E3のSCEブースにもプレイアブルバージョンが出展されており、こちらは反乱軍という人間との戦いを体験できる内容になっていた。全編がグロテスクな雰囲気に包まれていた実機デモとは、かなりゲームのテイストが異なっていたので、その内容を紹介しておこう。
ゲームは反乱軍の攻撃を受けているところから始まる。反乱軍は正面の建物のテラスなどから騎士団を攻撃してきており、まずはこれらを撃退しなければならない。使用できる武器は主人公のガラハッド卿が持つ「サーマイトライフル」。この武器はマシンガンのように弾丸を連続で発射する攻撃と爆発物を射出する攻撃の2種類が使用可能になっている。
ところが爆発物はなかなか狙ったところに飛んでいかないし、マシンガンのような攻撃は命中してもほとんどダメージを与えられない。いつまでたっても敵を殲滅することができず、時間だけを浪費する状況に。筆者も何とか状況を変えようと何度か単独での突撃を試みたりしたのだが、ヘタにダメージを負ってゲームオーバーとなるだけ。開始早々いきなり手詰まりになってしまった。
実は、この「サーマイトライフル」は圧縮したアルミニウムと酸化鉄の混合物を敵へ射出したあと、高熱の着火剤を撃ち込んで敵を炎上させるというもの。つまり、まずは混合物を射出し、そこに着火剤をマシンガンのように連射してバラまき、大爆発を起こしてダメージを与えるというわけだ。当然のことながら説明が英語だったために気づくのが遅くなってしまったが、これが分かってからはある程度スムーズに敵を倒すことができた。
ちなみに、本作はこのようなひとクセもふたクセもある特徴を持つ架空の武器が多数登場するとのこと。どのようなトンデモ武器が登場するかというのも大きな見どころのひとつになりそうだ。
なんとか反乱軍を撃退すると、仲間のひとりが倒されるイベントが発生。倒れた仲間のそばに行って△ボタンを押すと、彼を引きずって建物の中に避難することができた。この部分の戦闘シーンとイベントとのつなぎは驚くほどスムーズで、筆者はイベントになったことが分からず、しばらく突っ立っていたほどだ。このようにイベントへの移行はほぼ完全なシームレスとなっているので、どっぷりと物語世界に浸かることができる。
無事、建物の中に避難すると再びイベントとなり、主人公たちは「ブラックウォーター」と呼ばれる薬を飲んで戦闘で負った傷を治癒。倒れた仲間にも飲ませようとするが、間に合わなかったのかそのまま死亡してしまう。ちなみに、この薬は騎士の体力を回復させる効果があるようで、以前にお伝えしたデモプレイでも主人公のガラハッドが傷を癒すのに使用していた。物語のカギを握る重要なアイテムなのかもしれない。
このイベントの終了後、主人公はほかの仲間とともに建物から出て、次々に現れる敵を打ち倒しながら進攻。多数の敵が待ち受ける小道を進んで行ったところでゲームオーバーの数が制限を超えたのかプレイ終了となった。
このように今回の試遊バージョンは弾丸が飛び交う激しい展開の連続で、ホラーゲームを彷彿とさせる実機デモとはまったく異なる内容になっていた。アクション、ホラー、サスペンス、歴史、伝承など、さまざまな要素を内包しているという本作。いったいどのようなストーリーが展開されるのか、発売を期待して待ちたい。
(C)Sony Computer Entertainment America LLC. Created and developed by Ready At Dawn Studios LLC.
※画面は開発中のものです。
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