アメリカ・ロサンゼルスのLAコンベンションセンターにて、6月10日(現地時間)より3日間に渡って開催された「E3 2014」。会場で行われたPS4用ソフト「DRIVECLUB」のプレゼンテーションの模様をお届けする。
「DRIVECLUB」はソーシャルでのプレイヤー同士の多様な連携に力を入れていることから「次世代ソーシャル・レーシングゲーム」と銘打たれており、レースを通じたフレンドとの交流やオリジナルチームの作成など、自由なコミュニケーションを楽しむことができる。今回は、デザインディレクター Paul Rusthynsky氏とテクニカルアートディレクター Alex Perkins氏によるプレゼンテーションの模様をお届けする。
まず、デザインディレクター Paul Rusthynsky氏によりゲーム紹介が行われた。
本作ではシームレスで直感的な操作体験を可能にするUIを採用。スマートフォンなどでもゲーム内からアップされた情報を確認することが可能だ。
会場では、リアルなサウンドを収録したムービーが上映され、エンジン音やギアの切り替え、車内外での音の違いなど実車さながらのサウンドを確認することができた。実車に16~17のマイクを積んで収録したそうだ。グラフィックでは、1080Pの30フレームとなっている。
55車種が登場し、5カ国(スコットランド、ノルウェー、カナダ、チリ、インド)のコースが収録されている。最大6人でクラブを組むことができ、他のメンバーが活躍するほどクラブメンバー全員が恩恵を受けることが可能だ。
シングルプレイではキャンペーンモードとなる「ツアーモード」も用意されており、順位を競いあうものだけではなく、ドリフトを競うものだったり、タイムアタックなども存在する。シングルプレイのレースでは、他のプレイヤーの記録がゴーストのように登場する「フェイスオフ」が搭載されており、毎回新鮮なレース体験をすることができる。そのほか、フレンドに挑戦する「チャレンジモード」も存在、フレンドを増やすことができるさまざまな仕組みも用意しているという。
オンラインのマルチプレイは、レースを選択後すぐにはじまるのではなく、参加したいレースの時間帯を選択しておき、その時間になったらレースが開始する。レース開始までは、シングルプレイを楽しみながら待つことが可能だ。
続いて行われたのはテクニカルアートディレクター Alex Perkins氏によるデモプレイで、天候システムの紹介が行われた。
最初のコースは薄暗く霧がかったスコットランド。雨が降ると、タイヤの水しぶきやコースに水たまりなどが発生、ボンネットの水滴が風で移動するなど実際に乗車した際に感じるさまざまな現象が再現されていた。夜のステージでヘッドライトをつけ、雨粒一つ一つに光が反射するあたりは、そのリアルさに会場の記者から感嘆の声が上がったくらいだ。坂などであれば、水が下に向かって流れていくなど、車だけにとどまらず車以外のコース全体が変化している点がポイントだ。
さらに、雨から晴れに変わると路面も徐々に乾いていくといった、レース中に天候が変化する点も見逃せない。レース開始時に天候の変化を設定することが可能で、変化する速度も地域によって異なるそうだ。
続くノルウェーのステージでは、雪が降る様子や吹雪で視界が悪くなる状態を確認できた。現実と同様に雪が積もっていくのだが、路面に積もることはないそうだ。標高が高くなるほど雪が多く、下に行くほど少なくなるといった、コースの高低差による変化も再現している。
デモでは開発環境ということもありカメラを自由に動かすことができ、コースの回りで観戦する人々や植物、遠くに見える町並みはもちろん、雲の上の太陽までが表現されていることを確認できた。なお、車のカスタマイズは外見のみ可能で、天候によってタイヤを変更するといったことはできないそうだ。
レースゲームというと車の再現度ばかりに注目してしまうが、本作では車だけでなく時間による天候の変化などコース全体を通して、現実のレース環境を再現している。発売日は未定だが、発売された際には時間とともに変化する天候にも注目いただきたい。
(C) Sony Computer Entertainment Europe. Developed by Evolution Studios
※画面は開発中のものです。
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