セガ・インタラクティブは、2月19日より幕張メッセにて開催された「ジャパン アミューズメント エキスポ 2016(JAEPO 2016)」において、2016年春に稼働を予定している「艦これアーケード」のスペシャルステージを実施した。
「艦これアーケード」スペシャルステージでは、本作出演声優陣より藤田咲さん(赤城、扶桑、山城 役ほか)、日高里菜さん(睦月、如月 役ほか)、大坪由佳さん(伊勢、日向、大井 役ほか)が出演。本作の魅力を伝えるため、藤田さんがステージに設置された筐体で実際にプレイするデモンストレーションが行われた。
本日実施された「艦これアーケード」のステージイベントすべてに出演していた藤田さんは、慣れた様子で艦隊を編成。今回のテーマは“西村艦隊と鳳翔お母さん”ということで、赤城を旗艦に、鳳翔、扶桑、山城、時雨、満潮が選出された。
デモ機ではあるものの、藤田さんはかなり本作をやり込んでいるようで、ステージも1-4まで解放済み。その腕前もかなりのもので、後ろで見ていた日高さんと大坪さんは「ボタンの叩き方が違う」「後姿がかっこいい」と、“ガチ”な雰囲気の藤田さんに圧倒されていた。
今回藤田さんが進軍した海域1-4には、正規空母に相当する能力を持つ深海棲艦・空母ヲ級も出現するということで、会場や出演陣からも出現が期待されていた。そして、藤田さんの艦隊が最初の敵艦隊を殲滅し、海域の奥へと進行。本作では、こういった戦闘以外の場面でも艦娘たちが非常によく動くことが特徴となっている。
索敵するように周囲を見渡す赤城や、姉妹艦である扶桑と山城は時折何かを話すような仕草を見せるなど、それぞれ異なる艦娘たちの表情を楽しむことができる。お気に入りの艦娘編成のほかに、縁のある艦同士で編成してみるのも面白そうだ。
しばらくすると、新たな敵艦隊を発見。その中には空母ヲ級の姿もあり、会場からは大きな歓声が上がった。ヲ級は空母なので、まずは赤城との艦載機による航空戦が展開。制空権は獲得できなかったものの、敵駆逐艦を撃破する戦果を挙げた。
戦闘はそのまま艦隊戦へと移行し、時雨や満潮たちも砲撃を開始。前の戦闘とは違い敵も戦艦クラスが出撃する大規模な戦闘となるが、藤田さんは上手く攻撃を回避しつつ反撃を行っていた。無傷のまま敵艦隊を半壊状態まで追いやり、このままいけるかと思われたが、一度だけ敵の魚雷が鳳翔に命中。運悪く大破してしまい、戦闘はそのまま時間切れとなってしまった。
戦闘後、艦隊の補給と入渠を行い再度同じ海域に挑戦するも、後半の戦闘で被弾がかさみ再び撤退を余儀なくされてしまう。藤田さん自身かなりの腕前を誇っていたのだが、たった一発でも攻撃を受けてしまうと追撃が難しくなるシビアさはブラウザ版と同じのようだ。とはいえ、被弾すると艦娘の装甲が破損する演出もしっかりと3DCGで再現されているので、彼女たちの恥じらう姿を楽しむのも一興といったところだろう。
プレイ後に日高さんは「今日初めてプレイさせていただいたのですが、とても楽しく、今度またイベントなどでプレイする機会があったら藤田さんのようにかっこよくできるようになりたいです」とコメント。続けて大坪さんが「アーケードにもなり、“艦これ”の世界がどんどん広がって本当に嬉しいです。本作でしか見れない艦娘の一面や戦闘の様子をぜひ楽しんでください」と言い、藤田さんが「私自身ゲームも“艦これ”も好きだったので、こうしてアーケードで“艦これ”がプレイできるのが本当に嬉しいです」と続けた。最後に、3人がそれぞれ演じる艦娘のセリフにて、本ステージイベントは締め括られた。